WZ EDITOR 4.0で気持ちよくHTML編集を行なうために

たいそうな表題を付けてしまいましたが、現状、自分の使っているマクロなどの紹介と設定の覚え書き程度です。今後Tipsなどを加えて行けたらいいな、と思ったりしないこともないのですが(弱気)。

HTML編集

XHTMLプラグインをインストールする

すべてはここから始まります。

オプションのうち、「左右方向キーでタグを1文字として扱う」、「アンカーにnameを併用しない」はONにするのがお勧めです。

Y.Nakamura私家版パッチを当てる(手前味噌)

お好みで(笑)。と言いたいところですが不具合修正もしていますのでぜひ。

コンテクストメニュー追加セットをインストールする

これはWZ用のプラグイン、マクロの類ではなく、Internet Explorerのコンテキストメニュー拡張スクリプトです。しかしいくつかのスクリプトはWZでのHTML編集においてもたいへん役立ちます。とくに、「始点アンカー作成」はXHTMLプラグインの機能「タグのみを貼り付け」と組み合わせることで、HTML文書編集において最もめんどうな作業の一つ「リンク張り」が格段に楽になります。リンクを張るのがめんどうでついつい雑記帳ではなく掲示板を使ってしまう(謎)という方はぜひお試しください。

参考までに、僕がリンクを張る際の標準的な手順は以下のようなものです。

  1. まずはどこにリンクを張るかとかは気にせず一通り文章を書く
  2. そこからリンクを張りたい(リンクの起点となる)文字列に目を付ける
  3. Internet Explorerでリンク先のページを表示
  4. コンテキスト(右クリック)メニューから「始点アンカー作成」
  5. WZ側で、リンク文字列を選択して「編集」-「タグのみを貼り付け」
  6. 2〜5を必要なだけ繰り返し

ただし、リンクの起点となる文字列と、リンク先のWebページのタイトルが同じなら、5番はただの選択貼り付けでOKです。

2番から3番に移る過程において「WZ上で文字列を選択し、拙作のSearchDDw+を利用してGoogle検索」という裏技?もあります。この場合5番における「WZ側で文字列選択」も同時に兼ねることができます。

ActivePerlとAnother HTML-lintをインストールする

作成中のHTML文書の文法チェックを行なう方法として、ローカルでhttpサーバーを立ち上げてAnother HTML-lintのゲートウェイを実行する方法がよく紹介されていますが、WZ+XHTMLプラグインの場合はもっとお手軽にチェックを行なえます。ActivePerlとAnother HTML-lintをインストールしてXHTMLプラグインの設定でインストール先を指定すれば、あとはツールバーの「HTML文法チェック」ボタンを押すだけで別ウィンドウで結果が表示されます。エラー表示をダブルクリックすれば該当する行へのタグジャンプも可能です。

CSS編集

CSS専用の「文書の設定」を作成し、拡張子CSSに割り当てる

設定名は「CSS」あたりで(そのまんま)。

各種設定を行なう

最後のはお好みで(いや、それ言ったら全部か)。行頭から始まるコメントでセレクタをグループ分けすることを想定していますが、そういう書き方をしていなければ直接見出し1にセレクタ名を設定してもよいでしょう。

CEDITSをインストール、設定

CSSのセレクタはC言語(など多くの言語)の関数と形式が似ています。そこで、いわゆる「C言語用インデント改行」機能が利用できると便利です。これは具体的には

p.hogehoge{■

と書いて改行(Enter)すると(■はカーソル位置)、

p.hogehoge{
    ■
}

となるというものです(閉じ括弧が補完され、またタブによりインデントされる)。

エディタのマクロで実現する機能としては割合ポピュラーなため、いくつかのマクロでこの機能が利用できますが、私のお勧めというか、使っているのはM.Shibataさん作のプラグインマクロCEDITSです。理由は、……えーと、なんだかほかにもすごいからです(おい)。

プラグインとしてインストール後、設定画面で「'{' 直後の改行でインデントを展開」をONにすれば上記の機能が有効になります。

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