BookRead Ver.1.00

概要

Pocket WZ EDITORの閲覧モードを、テキストビューアとして使いやすいように拡張するプラグインです。とくに、アクションコントロール付きのPocket PCにおいて快適な操作性を提供します。

さらに、「文書の設定」の変更、背景色の変更、「青空文庫」プラグインとの連動によるルビ・傍点の表示など、読書に適した表示状態を提供する「読書モード」も備えています。

特徴

閲覧モードに以下の機能を追加します。

• カーソルキーの左右でスクロール、上下でページ送り
• 画面タップによるページ送り（上半分でページアップ、下半分でページダウン）
• Enterキーで「しおり」を表示
• 範囲選択時、Enterキーで選択範囲をクリップボードにコピー（さらにオプションで辞書ソフトを起動）
• カーソル（キャレット）を非表示にする

上記に加え読書モードでは、

• 文書の設定を「読書」に変更
• 「青空文庫」プラグイン（y.mikome氏作）と連動し、青空文庫テキストのルビ・傍点を表示
• 左端を空ける（オプション）
• 上端を任意のドット数空ける（オプション）
• 背景色を変更する（オプション）

といった追加機能があります。

動作環境

Pocket WZ EDITOR 2.07以降
理論上Handheld PCでもコンパイルは通りますが、機能・インターフェースをPocket PC用に最適化しています。

青空文庫関係の機能を利用するためには、y.mikome氏作のプラグインマクロ「青空文庫」が別途必要です。ただし、プラグインとして登録されている必要はありません。

ダウンロード

bread100.lzh(9.42KB)

なお、2001年6月17日時点、「青空文庫」プラグインはPocket WZ EDITOR 2.07でコンパイルできません。これを書き換えてコンパイル可能にするためのマクロも作成しましたので、必要な方はご利用ください。
aobunfix.txc(1.26KB)
マクロフォルダにコピー後、「ツール」-「マクロを実行...」で「aobunfix」を実行し、ダイアログでaobun.txcを選択すれば書き換えが行なえます。

画面イメージ

読書モードの表示例。通常の表示状態からこういった独自設定に簡単に切り換えられます。

設定画面です。

更新履歴

Ver.1.00 2001/06/17(Sun)

• 正式版作成

Ver.0.06 1999/10/20(Wed)

• プロトタイプ作成