ファイルエクスプローラの友 Ver.1.20
概要
Pocket PC標準のファイラである「ファイルエクスプローラ」の機能を拡張するツールです。ファイルエクスプローラは、すでに起動している場合でも、再び実行すると初期フォルダ(¥My Documents)を表示してしまいますが、これを通常のタスク切り換えとする「起動拡張」機能があります(Pocket PC版のみ。Pocket PC 2002では標準で対応)。また、「メニュー拡張」機能では、ファイルエクスプローラの「編集」メニューに、「ショートカットの貼り付け」、「送る」、「フォルダ移動」などの機能を追加することができます。
特徴
- (Pocket PC版のみ)ファイルエクスプローラを実行した際、すでに起動していた場合は、そちらを表示することができます(起動拡張)。
- ファイルエクスプローラのメニューに以下の機能を追加します。
- (Pocket PCのみ、Pocket PC 2002では標準装備)ショートカットの貼り付け
- 送る(特定のプログラムで選択ファイルを開く、またはクリップボードにパスをコピー)
- (Pocket PC版のみ)プロパティ
- 移動(特定のフォルダに移動する、いわゆる“お気に入り”。ユーザー設定可能。フォルダツリーの選択による移動機能もあり)
- 複数選択モード
- スタートメニューにショートカットを登録するための設定ツールを添付しています。
- 上記ツールで登録する際、おまけとして、ファイルエクスプローラ起動時の初期フォルダを指定できます。
動作環境
CPUにMIPS、SH3、StrongARMを搭載したPocket PC/Pocket PC 2002
ダウンロード
febdy120.lzh(76.2KB)
ソースファイルも公開します。eMbedded Visual C++ 3.0で作成しました。ソフトを利用するだけなら必要ありません。なお、FDQライブラリ(Qtaさん作)を使用しているので、コンパイルにはこちらも必要です。実際には改造版を使用しています。
febdy120_source.lzh(128KB)
なお、「メニュー拡張」が不要であるという方のために、本ソフトの前身となったLaunchOrSwitch for File Explorerのページも残しておきます。
画面イメージ
「送る」メニューでPocket WZにファイルを送っているところです。
「フォルダ移動」メニューを開いたところです。
「フォルダ移動」-「ツリーで選択」の画面です。
設定ツールの画面です。
更新履歴
Ver.1.20 2002/02/25(Mon)
- Pocket PC 2002対応(機能削っただけ……)
- 「フォルダ移動」にツリー選択による移動機能を追加
- 「SetToStartMenu」に、SendTo、MoveToフォルダを自動作成するオプションを追加
Ver.1.10 2001/04/23(Mon)
- 「送る」機能の追加
- 「フォルダ移動」機能の追加
- StrongARM版バイナリを追加
Ver.1.02 2001/04/16(Mon)
- ウィンドウハンドルの取得をより確実な方法で行なうようにした
- そのほか、細かい修正
Ver.1.01 2000/12/26(Tue)
- ショートカット貼り付け時に、クリップボードにコピーしたファイル、フォルダだけでなく、その親フォルダのショートカットまで作成していた不具合を修正
Ver.1.00 2000/12/24(Sun)
- LaunchOrSwitch for File Explorerをベースに新規作成
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