DDwin&各種情報検索マクロ SearchDDw+ Ver.2.55
概要
「DDwin」とは草本和馬氏が開発した、Windows上で手軽にEB(電子ブック)/EPWING形式のCD-ROMを検索することができるフリーソフトです。本マクロを使うと、このDDwinをWZ上から簡単に呼び出し、特定の辞書を指定して検索したり、グループ単位で串刺し検索を行なったりすることができます。
また、Ver.2.00からは、DDwinに加えて、ヘルプファイルやインターネット上のサーチエンジンなど、さまざまな情報をDDwin検索と同じインターフェースで検索できるようになりました。
対応している情報リソース
- 電子ブック/EPWING CD-ROMほか各種電子辞書(DDwin Ver.2.52以上またはJamming for Windows使用)
通常の検索(完全一致)、前方一致、後方一致、条件検索などを行なえます
- 以下のインターネット上のサーチエンジン(Webブラウザで開かれます)
- Windowsヘルプファイル(*.HLP)
- HTMLヘルプファイル(*.CHM)
通常の検索と全文検索を行なえます。
(全文検索、目次検索は、APIが未整備のためタブを開くことしかできません)
- テキストファイル(特定の1ファイルを検索、あるいはWZ GREPで検索)
- マイクロソフト エンカルタ 百科事典 99
通常のインデックス検索と、「高度な検索」が行なえます
- マイクロソフト エンカルタ 百科事典 2000/2001/2002
- マイクロソフト/小学館 Bookshelf
- 株式会社アスク/言語工学研究所 シソーラス活用辞典
- Personal Dictionary for Win32(Ver.4.02以降)
- イースト株式会社 DTONIC
特徴
- 検索対象をダイアログで簡単に選択して検索ができる
(カーソルキーやマウスでの選択と、英字などのアクセスキーによる一発選択ができます)
- 検索する文字列(英語か日本語かなど)によって、使う検索対象の標準を分けることができる
- ダイアログを出さずに、標準の検索対象で直接検索することも可能(Ver.2.20より)
- 範囲選択ではなく、カーソル位置の単語を検索するときに、標準の単語取得機能に+αした単語取得を行なうことができる
(例えば、半角カタカナを全角にしたり、全角アルファベットを半角にしたりすることができます)
ダウンロード
wzddw255.lzh(29.5KB)
HTML Helpの検索を行なうためには、SearchDDwが使用している検索ライブラリ(SearchDx)をHTML Help有効モードでコンパイルする必要があります。このためにはHTML Help Workshopが必要なため、配布状態ではHTML Helpの検索が無効になっています。以下に、HTML Help有効モードでコンパイルしたSearchDxのバイナリ(WZ 4.00E用)を置いておきますので、必要な方はダウンロードして差し換えてください。HTML Helpの検索を行なわない場合は必要ありません。
searchdx_wz400e.lzh(5.19KB)
画面イメージ
実行するとこんな感じになります。
設定画面です。例によって本体より苦労しました。
更新履歴
Ver.2.55 2002/03/08(Fri)
- エンカルタ2002に対応
- エンカルタ2001の起動ルーチンを改良(thanks to k-kawano)
- インターネット検索で、Lycosディクショナリの百科事典に対応
- 検索実行ボタンにアクセスキーを設定
- 「単語取得を行なわない」は「範囲選択時以外は単語取得を行なわない」に仕様変更
Ver.2.54 2002/01/28(Mon)
- 検索語ログを記録できるようにした
- OpenLog、CommentToLogコマンド新設
- 「単語取得を行なわない」オプション追加
- DDwin、Jamming関連以外の設定をpermanent変数に保存するようにした
Ver.2.53 2001/07/20(Fri)
- エンカルタ2001で、ウィンドウを最大化状態で起動できるように
- 文字列ブロックの解放を一部行なっていなかった
Ver.2.52 2001/07/03(Tue)
- Ver.2.51で、DTONIC検索が正常に行なえなくなっていたのを修正
Ver.2.51 2001/07/01(Sun)
- マイクロソフト エンカルタ 百科事典 2001に対応
- インターネット検索で、「情報・通信事典 e-Words」に対応
- 欧文の特殊文字の処理(thanks to M.Shibata)
Ver.2.50a 2001/06/13(Wed)
Ver.2.50 2000/12/15(Fri)
- DTONICに対応(thanks to M.Shibata)
- WZ GREPに対応(ユーザー要望)
- DDwinの新起動オプション、語義ウィンドウに対応
- DDwinで検索グループが違っても複数起動しないオプションを追加
- インターネット検索の検索対象を大幅に増強
- 検索対象の登録数を20から30に増やした
- ドキュメントをHTML化
Ver.2.40
- Jamming for Windowsに対応
- エンカルタ百科事典 2000で、単語送出後の待ち時間を設定できるようにした
- インターネット検索で、ビレッジセンターのWZ FAQに対応
Ver.2.32
- Vectorソフト検索に使うサイトをinfoseekからYahoo!に変更
(ファイル名も対象にできるのはここだけみたいなんで)
Ver.2.31
- エンカルタ99/Bookshelfが起動しなかったバグの修正
Ver.2.30
- マイクロソフト エンカルタ 百科事典 2000に対応
- DDwinの検索で、串刺しだけでなく、一つの辞書を指定できるようにした
- 詳細設定で、参照ボタンが必要ない場合は出さないようにした
Ver.2.20
- 検索文字列ダイアログにヒストリを付けた
- オプションにより、GetWordDxを使わないことができるようにした
- テキストファイル検索で、次検索文字列をセットするようにした
(以上3点ネタ提供:K-Kawano様)
- ダイアログを出さずにデフォルトグループで検索するためのコマンドを新設
- マイクロソフト/小学館 Bookshelfで動作確認
Ver.2.11
- MAIL EDITORの先頭で使うとフリーズするバグをFix
Ver.2.10
- WZ4用に移植
- Personal Dictionary for Win32、シソーラス活用辞典に対応
Ver.2.02
- 「キーワード」タブがないHTMLヘルプで検索を行なうと強制終了するため、開くタブを設定で「目次」と「キーワード」から選択するように変更した(thanks to 宇都宮美香)
本当はどのタブが存在するかチェックして自動切り換えしたかったのですが、挫折しました。どなたか判定方法をご存じでしたらご教授くださいませm(__)m
Ver.2.01
- WZが標準のフォルダ(C:\Program Files\WZ Editor)以外にインストールされていると設定が保存されない(=使えない)という作者の人格を疑いたくなるようなバグを修正(thanks to 宇都宮美香)
Ver.2.00
- 単語取得方法の拡張
- 設定のダイアログ化およびINIファイルの仕様変更
- DDwin以外の検索に対応、それに合わせて名称の変更
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