愛機PocketGearについて、とりとめもなくつらつらと、よしなしごとを書き綴っています。今のところ、うちの更新履歴からの流用がほとんどです。
今までマシンに名前を付けたことはなかったのですが、見た瞬間、決まりました。ARX-7[アーバレスト]に決定。ちなみにその後購入したLet's note TBはTDD-1[トゥアハー・デ・ダナン]と命名。うん、完璧(何が)。
といっても、会社のネットワークに接続するマシンはある程度命名規則が決められているし、Pocket PCのマシン名は、同期フォルダ名を「Pocket My Documents」にするためCASSIOPEIA E-700以降「Pocket」に固定なので心の中で呼ぶだけですが。
(初出:更新履歴 2002/03/14)
(注意) i-enablerは、相当量のプログラム実行領域を消費します。 複数のアプリケーションを起動している状態でi-enablerを起動した場合、動作が遅くなったり、i-enablerが起動できない場合があります。
さあ、みんなで突っ込もう。
だったら64MB積め!
(初出:更新履歴 2002/03/30)
PocketGearが評価されている数少ない点として、液晶カバーが付属していること、ストラップホールが付いている(Pocket PC機初)ことが挙げられます。これについて私見。
まず液晶カバー。邪魔です。ポケットから取り出して使う前に「蓋を開ける」というプロセスが入るのはいけません。もちろん単純に、かさばる、持ちづらくなるという問題もあります。
そもそも、液晶をそこまでして保護する必要を感じません。液晶保護シート(フィルム)も貼っていません。PDA使うのに傷なんて気にしてもしょうがない、とか思ったり。
こんなことを考えるのは僕だけかと思ったら、Mobile Newsの山田さんも同じみたいだったので安心しました(笑)。
で、ストラップホール。とても邪魔です。液晶カバーは外しておけばいいだけなのに対して、こちらは取るに取れない分、余計にたちが悪いです。
実はよく分かっていないのですが、ストラップを付けたとすると、やはり毎回ポケットから取り出すたびに手首にストラップを通したりするのでしょうか。僕にはその一挙動がとてつもなく鈍重なものに感じます。
何やっても落ちるときは落ちるんです。そんなこと気にしてたらPDAなんて使ってられないです。
こんなことを考えるのは(以下同文)。
あくまで僕個人の話。一般論としては評価すべきポイントであることは分かっています。僕はたぶん、無鉄砲な人間なのでしょう(笑)。
PocketGearのACアダプタはもともと小さいし、そもそもアダプタを持ち歩くシチュエーションがほぼ皆無だったので探してもいませんでしたが、LAOXで見かけて買っちゃいました。何というか……決意表明のようなもの? 誰に何と言われようとPocketGearを捨てない! ということで(笑)。
大きさの比較写真など。うーん、やっぱりそれほど変わらない。コードはミクロパワーのほうが60cmほど短いです。
まあ、せっかくなので鞄に常備しておくことにしました。いまいち使い道がないですが。
(初出:更新履歴 2002/07/16)
早速当ててみよう、と思ったのですが、初めはどこにあるのか分かりませんでしたよ。だって、http://121ware.com/pg/はまあカタログだから仕方ないとしても、活用情報コーナー
と銘打たれたGEAR Stationに何も書いてないんですもの。結局121ware.comのトップページからレスキュー→モバイルという感じでたどればよかったのですが、製品情報のページを直接ブックマークしておいたり、Googleで製品名で検索して飛んできたり(僕はこっち)というのはそうイレギュラーじゃないと思うのだけれど。
この際だから書いちゃうと、121wareのこういう見通しの悪いところ(ほかにはカタログページから購入ページに飛べないとか)はあまり好きではありません。URIにセッションIDが埋め込まれており、リンクを張れる場所が限られているのも。たとえば今回だったらアップデータのあるページにリンク張れたほうがみんな幸せじゃないですか。ユーザーの皆様が運営するホームページからのリンクを歓迎いたします
とは聞いて呆れらあね(と、この引用元のURIを示すこともできないわけです)。
閑話休題。cabファイルで提供されているアップデータをPocketGearに転送、実行するとWindowsフォルダにあるいくつかのDLLとEXEの書き換えが行なわれました。……って、これ、フラッシュROMの書き換えを行なうわけではなく、従来のPocket PC用のアップデータのようにRAMにインストールされるようですね。ドキュメントにも本モジュールを組み込むことにより、PocketGear のデータ記憶用メモリを約230KB消費します
と書いてありました。ROMが書き換え可能であることはPocket PC 2002の基本仕様の範囲内なのでどうしてかなと思いますが、まあ書き換える内容が少ないので少しでもリスクの少ない方法を選択したのかもしれません。横着してるだけとは思いたくないですな(笑)。
ちなみに、書き変わるモジュールは以下になります。別に特別な方法で調べたわけでなく、上書き確認が出るのでメモしただけですが。新規追加のモジュールがあったとしたら見落としたかもしれません。コピー中の画面を追う限りではなさそうでしたが……。
名前からだいたいの内容が想像付きますね。まあそんなかんじです(っていいかげんな)。そうそう、「PG設定」の輝度調整を直接呼び出す実行ファイルが¥Windows¥Backlite.exeであることが分かったのは思わぬ収穫でした。スタートメニューの最上位階層に割り当てておくとよい感じです。
ちなみにLITEは誤字ではないです。ファイル名を8.3形式に収めたかったのかな。
さて、肝心のアップデート内容ですが、Wake-Up関連、P-in memory関連は関係ないなあ。ゲーム中にPGカーソルのキーが入力されたままになる
という現象も僕の所では起きていませんでした(そもそもほとんどゲームはしないし……)。そんなことより何よりも気になるのがパワーマネージメントの改善
なわけですが、その詳細は以下の通り。
- バッテリテーブルを見なおしました.
- バッテリ駆動時に、バッテリ残量によってバックライトを自動消灯する設定を追加しました.
……バッテリテーブルって何でしょう(苦笑)。微かに聞いたことがある言葉ではあるのですが。ちょっと不親切かも(と、自分の勉強不足を棚に上げてみる……が、少なくともエンドユーザーが知るべき言葉とは思えない予感がするです)。ほかにも、ストールすることがあるという現象
とかあって、「ストール」なんて一般ユーザーにゃわかんないよ! とか思ったりしました。
バッテリ残量によるバックライトの自動消灯は、確かにPG設定の輝度調整にそのような機能が加わっています。ただ個人的には、バッテリが切れかけてようが、ライトを点けなきゃどうにもならないシチュエーションはあるわけで、そういう対処療法より、ストレートに、ほかの機種にあるようなハードウェアボタンで輝度調整を行なう機能を付けてほしいと思うわけです。光量センサーはハードウェアから改良しないといけないので今更無理なわけですから、せめて。
ちなみに、こっそり対策されているかなあなんて期待したソフトウェアリセット時のフリーズはやはりそのままでした(苦笑)。
(初出:更新履歴 2002/04/25)
ここに書いた不具合は、既に新しいアップデータで解消されています(次項参照)。
各地でPGダイヤルを連続で押したときに取りこぼしが起こるという「副作用」の報告が出てますな……。僕は言われるまで気が付きませんでしたが(苦笑)。恐らく「押しっぱなしでキーリピート」という使い方が多いからだと思います。それ以前に最近あんまり使っていないという話も……。
で、アンインストールができないので、こうなったらフルリセットするしか、みたいな話も出ていましたが、今回のアップデータは単純にROM上のDLLとEXEをRAMで上書きしているだけなので、該当するファイルを削除しちゃえばアップデート前(ROM上のファイル)に戻ります。使用中のDLLは削除できないので、リネームして再起動、削除すればよいでしょう。まあ、「プログラムの削除」のところに余計な物が残るのが気持ち悪いですが。
アップデートされるファイルは前節に書いたとおりなのですが、何も全部消すことはないです。PGダイヤルということでキーボード関係のDLLが怪しいと目星を付けて「KBDMOUSE.DLL」だけを削除したところ……やはり、正常な動作に戻りました。もちろん、「ゲーム中にカーソルキーが1方向に入力されたままになる」不具合も復活ですが(苦笑)。フルリセットした上で、究極戦機ギカダイバーを、アップデート前、アップデート後、KBDMOUSE.DLL抜き後でプレイしてみましたが、予想通りの結果(アップデート後に不具合解消、KBDMOUSE.DLLを戻すと復活)でした。
これからアップデートをするなら、アップデータのインストール時に「KBDMOUSE.DLLは存在します。上書きしますか?」と聞かれたときに「いいえ」を選択するのが簡単です。
まあ、NECがまともなアップデータを再リリースするまでのつなぎということで。僕がもう少しアクションゲームをする人ならDLLを通常用とゲーム用に切り換えて再起動するようなソフトを作るのですが。って、再起動させようとすると固まるんだった(それがオチかい)。
(初出:更新履歴 2002/05/04)
PGダイヤルの動作不良を修正した、新アップデータが公開されています。まさか8月上旬予定とあって、1日に出るとは(笑)。早速アップデートしてみましたが、PGダイヤルは今のところ問題なく動いています。元々の不具合が直っているかどうかのテストということで、極戦機ギカダイバーをプレイしてみましたが、こちらも問題ないようです。ときどき反応が悪いのは、単にカーソルが押しにくくて、押してるつもりでも入力されてないだけかな。ま、どっちにしろアクションゲームに耐えうるカーソルではありません(笑)。ポケギユーザーは素直にノベルゲーをやるべきです。
SDメモリカードのドライバのアップデートも出ていました。説明にあるような現象はうちのPocketGearでは起こっていませんでしたが、まあ、当てておくに越したことはないですね。
(初出:更新履歴 2002/08/01)
暖かかったのでジャケットを着ないで会社に行きましたが、そうなると問題はPocketGearをどこに仕舞うかで……。CASSIOPEIA E-700の限定特典ケースみたいに首からかけられる奴があるとよいのですが。そう言えば、オフ会でK造さんにPocketGearのケースをお願いしようとしてて忘れてた……。
やっぱりオーダーメイドかなあ。オーソドキシーはちょっと憧れだけど、僕のような若造には敷居が高いような気もするなあ。そもそも代官山なんて行ったことない(笑)。ううむ。
(初出:更新履歴 2002/04/08)
オーソドキシーにPocketGearケース制作依頼の予約を入れました。日曜日(4月28日)に打ち合わせに行ってきます。いやあ、前にも書いたけど、僕みたいな若造が入っていいお店なんだろうか……。どきどき。
というか、何でこまもの本舗もVis-a-VisもPocketGear用のケースを扱わない(というか出さないというか)ですか。ってまあ、売れないからか(苦笑)。
(初出:更新履歴 2002/04/25)
夕方、121ware.comから電話。
まさか「世界で一つのケース」を二種類手にするはめになるとは。物は6月ごろ発送だそうです。さて、どうしたものか。
(初出:更新履歴 2002/05/01)
後日談。実は11月の段階で、
発売後に店頭で買うつもりだったのですが、PocketGear専用本革ボディースーツプレゼントキャンペーンというのに惹かれて121ware.comで購入予約。というか、名前なんて入れなくていいから、抽選でなく全プレにしてくれないかしら。
なんて書いていたのをすっかり忘れていました。
こまもの本舗の投稿フォームから「PocketGear用のケース出してくれろ」とお願いしておいたら、K造さんから直近では予定はないこと、今現在の所はエクストリームリミットで取り扱っているくらいだろうということを教えていただきました。
自分ところには一文の得にもならないのにわざわざ教えてくれるなんて、K造さん、太っ腹(笑)。
で、早速見てきました。オーソドキシーへの発注を済ませた今、全く理想通りだったらそれはそれで困っちゃうのですが、そうでもなかったので一安心……というのも何ですが(苦笑)。
(初出:更新履歴 2002/05/02)
5月25日にオーソドキシーに受け取りに行きました。結局、いろいろと力業が必要だったとのことで、最終的なお値段は予想よりは少し上がって49,000円也。
というわけで、写真など。
(初出:更新履歴 2002/05/26)
本日届きました。完全オリジナルだと思ってたのですが、エクストリームリミットの横型ケースに名前を入れただけのものでした。いや、だけってのも失礼かもしれませんが、要はCASSIOPEIA E-700の時のように「このキャンペーンでしか手に入らない限定品」ではないので欲しかった人は安心してくださいってことで。
(初出:更新履歴 2002/05/31)
霧島さんも(jornada 568用を)レビューしてるPiel Frama社のPDA専用本牛革製ケースにラインナップ追加。GENIO e550Gにザウルスに、PocketGear……PocketGear?
忘れられてなかったんだ……。
でも出荷は9月20日か。夏は終わってますな(苦笑)。僕自身はこの夏も首からPocketGearをぶら下げて過ごしましたが、あんまり格好いいものじゃないし、霧島さんのを見て腰に下げるのもいいかな、なんて思ってたところなので、即納なら買っちゃうところだったんですけどね。9月末ならもうジャケット着てるだろうな……。
(初出:更新履歴 2002/08/30)
ありがたいことに、複数の方からPocketGearの不具合に関する情報をいただきました。僕のマシンでの検証結果や見解を交えつつご紹介いたします。
再現しました。Internet Explorerで比較的読み込み、レンダリングに時間がかかるページを表示中に、PGダイヤルを動かすとなるようです。この後Internet Explorerを終了してもダイヤル、カーソルともに反応がなくなり、さらに次にダイヤルアップしようとすると何故か通信エラーで接続できませんでした。
ただし、再接続ができ、接続後にカーソル、ダイヤルも復活するというケースもありました。うーん、謎です。どちらにせよ何かおかしいのは確かです。
ほかのPocket PC 2002マシンと同じレジストリの編集ではClearTypeが有効にならないとのこと。確認してみたところ確かになりませんでした。
個人的にはClearTypeは滲んだような感じがして好きではないので別に困っていませんが(笑)。もともとレジストリいじりによる裏技なんで、ま、そーゆー仕様なんじゃないでしょうか、とか言ったら怒られるかしら。
します(笑)。まあCASSIOPEIA E-700を使っていた頃も、極端に動作が遅くなることがままあり、そのたびにさくっとリセットしていたので感覚的にはそれとそう違いがありません。個人的には「Windowsなんて(CEでも)そんなもんでしょ」とか思ってそんなに気にしていないのですが……。
以下の方法で確実に再現します。
これは、受信トレイが、システム起動時に「メモリカードに添付ファイルを保存する」オプションに従って「SDメモリカード上に」保存用フォルダを生成しようとしたものの、その時点ではまだSDメモリカードが認識されておらず、結果として「SDメモリ カード」という名前のフォルダ(とそのサブフォルダ)を「RAM上に」作成してしまい、そのため本来のSDメモリカードが名前の重複を避けるため「2」になったのだと思われます。メモリカードをドライブとしてではなく、フォルダと同様に透過的に扱えることが裏目に出たことによる問題と言えます。
PocketGearの不具合と言うより、マイクロソフト側で対処すべき問題という気もします。起動時、フォルダの生成前にウェイトを置くとか……。
ちなみに、2の時点でCFスロットにもメモリカードが挿入されていた場合、そちらに添付ファイル保存用のフォルダが生成されるため、この現象は起きません。
ユーティリティソフトの中でソフトウェアリセットを行なう機能を持つ物や、インストール後にソフトウェアリセットを行なうソフトがありますが、PocketGearはこのソフトウェアリセットで100%フリーズします。
こうなった場合、通常のリセット(背面のリセットボタン)ではリセットも行なえません。「電源ボタン+リセット」でのみ復旧が可能です。ただし、これを行なうと時計が1年ほどずれるので、すぐに母艦とシンクロして時計を合わせるとよいでしょう。
以前ソフトの掲載依頼が来ていたのですが、献本はないようなので買ってきました。軽くめくってみただけですが、内容はまあ、普通のマニュアル本。スーパーブックのような濃い話はないですが、そつのない作りだと思います。もっとも、PocketGearは付属のマニュアル自体がかなり分厚くて内容もしっかりしてるので、付属アプリケーションの使い方を中心としたマニュアル本の存在意義には微妙に疑問が残るのですが。というか、付属マニュアルの方がページ数が多い(笑)。
オンラインソフトの紹介は最後にちょこっと、6ページほど。なんだか、定番どころを微妙に外したラインナップになっていて楽しいです。知らないだけかもしれないけど。
あ。
ファイルエクスプローラの[編集]メニューに[ショートカットの貼り付け][送る][フォルダの移動]などが追加される。
「ショートカットの貼り付け」はPocket PC 2002だと元から付いているし、あと細かいけど「フォルダの移動」でなく「フォルダ移動」だし。まあいいけど、なんだかなあ。
(初出:更新履歴 2002/04/23)
前々からの悩みだったのですが、液晶カバーなどを付けずに裸でポケットに放り込んだPocketGearのWindows Media Playerで音楽を再生していると、ビデオ再生用の領域に何かが触れて再生が一時停止してしまったり、シークバーやその他操作ボタンに触れて曲が飛んでしまったりするのですね。どうやら、PocketGearほかごく一部の機種のみの問題のようですが。とくにコートのポケットに入れて自転車漕いでると……。というわけでこの状況を何とかすべく、
という要件を満たす画面OFFソフトを作りました。近いものはいくつかあったのですがそのものずばりはなかったので。
起動で画面オフ、もう一度起動で解除となっているので、VITO ButtonMapperやBtnPlusなど、ボタンに複数のプログラムを割り当てられるツールを使って、長押しなどに割り当てるのが想定している使い方です。
私の場合はVITO ButtonMapperのアプリケーション別の割り当て機能を使って、Windows Media PlayerとDarkSeal(実行ファイル名です)上でのみ「ボタン3」に割り当てています。これにより、Windows Media Playerを「ボタン3」で起動した後もう一度「ボタン3」で画面OFF、もう一度「ボタン3」で復帰、というふうになります。DarkSeal側でも「ボタン3」にDarkSealを割り当てるのは、結界発動中(何かこのほうが分かりやすいからこれでいいや)はDarkSealがアクティブウィンドウとなっているからです。
そうそう、このアクティブウィンドウがDarkSealである、言い換えれば「Windows Media Playerでは無い」というのが曲者で、そのため結界発動中はWindows Media Player側で「バックグラウンド時は割り当て解除」がONになっていると、ハードウェアボタンが効きません。これは何とかできればいいなと思っているのですが多分そのままです。自分自身は、Windows Media Playerをバックグランドにして何か別の作業をすることが無く、音楽を聴くときは音楽を聴くだけなので、「バックグラウンド時は割り当て解除」がOFFでもさほど困らないので。
また、画面タップを効かないようにする方法としては、フルスクリーンの最前面(になっているかどうかも怪しい)ウィンドウを作るというだけなので、いろいろ穴がありそうです。結界発動中にハードウェアボタンでアプリケーションを起動するのは危険かも。私自身は誤作動のないように先述のアプリケーション別割り当て機能で、DarkSealがアクティブのときは「ボタン3」以外の割り当てをすべて「None」にしたので気にしないのですが。あ、そう言えばタスククローズ系のアプリでも閉じちゃうかもしれない。
それと、一つ怪奇現象が起きています。画面をON/OFFする部分ですが、サンプルなどでは現在のON/OFF状態を判別してONならOFF、OFFならONというふうにトグルで切り換えているのですが、これだとうちのPocketGear場合、画面表示が消えてもバックライトが消えません。100%確実に。で、何かの拍子に決め打ちで起動時にOFF、終了時にONにするようにしたらバックライトも消えました(ので、現在はこちらの仕様になっています)。何でこれで動作が違うのかさっぱりなのですが……。理由が分かる人が居たら教えてほしいですが、PocketGearだけがおかしいという(いつもの)オチが付きそうです。
(初出:更新履歴 2003/03/24)
例えば移動中にWindows Media Playerで音楽を聴いていて、移動先に着いたので再生を止めてもうPocket PCは使わない、というとき、私は再生中だろうと何だろうとお構いなしに電源を切って再生を止めているのですが、これってやっぱりあまりよくないのかな。普通はどうするものなのかしらん。
まあ、今のところ問題は起きていないので気にしませんが。ただ、「宵闇色の封印」で画面をオフにしたまま電源を切った場合、その後電源を入れても画面がオフのまま、あるいは画面が表示されても結界ウィンドウが表示されてしまうようになりました。これはいまいちなので、電源がオンになったときは自動終了するように改良してみたり。
いやしかし、これだけのことをするのに随分苦労してしまいました。どうせ、電源オフ(サスペンド)から復帰した場合は何かメッセージでも飛んでくるんだろうな、と高を括っていたのですが、SDKを調べてみてもそういうものはないようです。適当にネットを検索してみたところ、Windowsと同じくWM_POWERBROADCAST
が利用できる機種がある、という話もありましたが、少なくともPocketGearでは対応していませんでした。
では、電源ボタン(VK_OFF
)の押し下げか押し上げでも検知すればいいかな、とやってみましたが、これもメッセージが飛んできません。というかよくよく考えたら電源ボタンを押した次の瞬間にはもうCPUが止まっているのだから当たり前かも。
というわけで最終的には、CeRunAppAtEvent
でNOTIFICATION_EVENT_WAKEUP
(デバイス起動イベント)に自分自身を割り当て、多重起動により終了するという、何とも泥臭い方法に。何でここまで回り道しなきゃいかんのだ……。ともあれ、これで「画面オフ」→「電源オフ」→「電源オン」で画面表示が復帰するようになりました。電源オンから画面オンまでちょっとタイムラグがあるけど、仕方ないかな。
しかしここでまた一つ問題が発生。当然アプリケーション終了時にはCeRunAppAtEvent(szMyExePath,NOTIFICATION_EVENT_NONE)
してイベントへの実行ファイル登録を削除しているのですが、結界を張ったままリセットしてしまうとイベント登録が残ったままになってしまいます。そこでイベントからの起動の場合は必ず何もせずにイベント削除だけして終了、というふうに対処しました。
ただ、「画面オフ(イベント登録)」→「リセット」→「(電源OFF→ONを行なう前に)実行ファイルを削除あるいは移動」というふうにしてしまうと、イベント発生時に対象の実行ファイルが存在しないため実行が失敗し、そのためイベント削除もできず、電源をオンにするたびに「DarkSealの実行に失敗しました」といったエラーが出るという恐ろしい事態になります。基本的にこのソフトはPocketGearユーザー用なので、つまり基本的にユーザーなんて私しか居ないのですが、もし試される方が居たらアンインストール前には必ず一度「起動」→「終了」を行なうようにしてください。
(初出:更新履歴 2003/04/04)
朝、会社出て駅に向かいながら片手でプレイリストを操作していたら、すっぽり抜けて1.5mほど宙を舞ってコンクリートに激突。やはり片手でのカーソル(not ジョグダイアル)操作は安定性が悪い……。
1週間ちょっと前にも駅のホームで落としたのですが、そのときは腰の高さから垂直落下だったのでちょっと傷が付いたくらいでした。今回は……わわ、左上がけっこう削れましたな。角の部分がささくれ立っていたので爪の先でごりごり剥がしました(笑)。まあ、PDAはこれくらいの傷が付いてやっと自分のものって感じがします(屈折してる?)。
液晶は問題なし。動作にも異常なし。やっぱりボディの作りはそこそこしっかりしているかも。
それでも。ストラップは付けない。液晶カバーも付けない。そう、決めたから……(なにそれ)。
(初出:更新履歴 2002/12/13)
今度は駅で走ってたら(やめなさい)、コートから飛び出してそのまま落下していきました。外装の被害は軽微。内部には問題なし。
この、塗装が剥げて素材色が出てきたところとか……いいねぇ(そうか?)。
(初出:更新履歴 2002/12/18)
いつもならどうってことない1m程度の滑空だったのですが……打ち所が悪かったようで。
さて、どうしたものか。
(初出:更新履歴 2003/02/14)
24時間対応修理受け付けに電話したら、1時間待った挙げ句「その型番ですと受け付けが別になっておりまして」とのこと。ちなみに「ポケットギア」と言っても何のことか分からないようで、型番を3回くらい言わされました(笑)。
結局、教えられた番号はNECフィールディングの秋葉原の修理受け付け窓口のもの。こっちなら話が通じると思ったのですが、液晶交換の定価を聞いたところ「新しい機械なのでまだ部品ごとの価格が回ってきていないんですよ」とのことで。……新しいか? どっちかと言えば、まだってよりもう二度と回って来ないのでは……。
気を取り直して、「液晶交換の相場を知りたいのですが、例えばモバイルギアなんかだとどうなんですかね」と聞いたところ、いろいろ調べてくれたことには「一番新しいものでシグマリオンだと2万8,170円ほど」だそうで。うげ、中古が1台買えますな……しかも技術料は入れずにこのお値段の模様。121wareなんぞで買わず、素直にソフマップで買ってパーフェクトワランティを付けておけばよかった。
なお、修理は海外の工場に出すため2週間程度はかかるとのことです。
……どうしたものか。
(初出:更新履歴 2003/02/15)
定例巡回でチェックしたAKIBA W.C. Headline!!経由で、WPC ARENAの秋葉館でPDA大処分セールを開催中なんて記事を何気無しに読んでみたり。
ただし、PDA本体はNECのWindows CE機「Pocket Gear」が2万9800円で販売されるなど、さほど安くない。
む。
(初出:更新履歴 2003/02/15)
……新機種購入のアドバイスをくれた方、またほかに万が一期待してくれた方が居たとしたら、ごめんなさい。
でも、僕には、やっぱりこいつしかありません。
今回の投げ売り特価品が無くても、中古3万円か新品5万円かで悩むだけだったと思います。中古で買うならほぼ同じ値段のGENIO e550X(間違ってもGではありません)もありかな、とは少しだけ思いましたが。
あーあ、なんでこんな
なお、破損マシンのほうも、新マシンに環境を移行したら一応修理に持ち込んでみようと思います。見積もりだけなら1,500円だそうなので。あまり高くなければ直してもらって予備機にするつもりです。現状、後継機(NECのマシンという意味ではなく、“遺志を継ぐもの”)が無い以上、バックアップがあるに越したことはないですからね……。
もっとも、見積もりがその場でできれば、価格次第では素直に修理を待つつもりだったのですが、見積もりすらも海外に出さなければならないそうで。そこまで待っているうちに特価品は無くなってしまうでしょうから、今回の決断を悔いてはいません。
ちなみに、最後の一つでした。セールのPOPには「最後の1台につき29,800円」とかあったので、少なくとも13日から今まで残っていたようです。クロウカードのお導きでしょうか……って、単に(ニュースで報道されてさえ)買う人が居ないだけでしょうな。
(初出:更新履歴 2003/02/15)
今更ながら、液晶を破損した先代PocketGearを修理に出してきました。通常なら10日ほどで修理できるそうですが、やはりPocketGearは1カ月ほどかかるそうです。
ちなみに何で今更修理に出そうかと思ったのかというと、今使っている二台目のほうが、液晶の内側(と言う言い方は不正確ですが)に埃が入ってしまったため。雨の日に気にせず使っていたのときに雨水と一緒に入ったかな……。がっくし。自業自爆だけど。
(初出:更新履歴 2003/05/26)
PocketGearの液晶修理見積もり来ました。50,925円。新品が買える値段だ……。
返事は保留。今となってはこのマシンにこれだけ出すのは無駄か?
(初出:更新履歴 2003/06/09)
悩んでいたら催促の電話が来てしまいました。……結局、お願いすることに。
コストの問題でなく、直せば動くものなら動くようにしてあげたい……。数少ないPocketGearだからこそ。
……あと1、2年PockeGearで行くかもしれません。少なくともPocket PC 2003に変更する積極的な理由は今のところ無いな……。
(初出:更新履歴 2003/06/20)
秋葉原のNECアクティブワンにて、液晶破損の修理が上がった初代PocketGearを引き取ってきました。箱詰めになっていたので開けてみたら……うん、まるで新品のように元通り……って、え?
LCDユニット、フロントカバー、バックカバー交換致しました。
いやあのその、確かに度重なる落下試験により筐体にも傷が付いたりひびが入ったり割れたりしてましたが、別に取り替えなきゃ動かないってわけでもなく(修理に出す前も液晶の半分が表示されないだけで動作は問題ありませんでした)、これはこれで自分だけのマシンの証ってことで気に入ってたのですけどね。修理代金5万円の中にこれの部品代も入ってるんだろうなあ。ま、修理する側としては放っておくわけにもいかないんでしょうね。出すときに液晶だけでよいと念を押しておけばよかったかも。
しっかし、ご丁寧に新規購入時と同様液晶面と背面のCF覗き窓にセロファンのカバーが付いてるあたり、これ、「全取っ替え」だったりしませんかねえ。分解して基盤だけ再利用するよりそっちのほうが安上がりな気がしないでもないです。
さて、液晶にゴミが入ってしまった2代目(現役)PocketGearと差し替えるべく、週末に環境構築でもしますかね……。
(初出:更新履歴 2003/06/27)
成澤部長も、「個人向けの手のひらサイズのPDA製品は、今後も継続的にやっていく。だが、メモリを大きくしたり、無線LAN機能を搭載したりといったやり方だけでは失敗するのは目に見えている。コンテンツやインフラを巻き込んで、新たな使い方提案ができる製品に仕立て上げになければならない。そのために、これから知恵を絞っていくことになる」という。
あ、いや、それで十分なんですけど(笑)。PocketGear失敗の原因の一つには、やっぱりPocket PC 2002機唯一(しかも結果的に後発になったのに)メモリが32MBだったというのもあるでしょうに。もちろん不具合とその対応やバッテリ容量の問題もありますが。夢みたいな話をする前に、まずはちゃんと動く機械を作っておくれなさい。
それと、個人的にはハードウェア主導のコンテンツサービスなんて眉唾物だと思いますけどね。Sharp Space Town for Zaurusくらい力入れて構築できるなら話は別ですが。ってこれも結局は、メインコンテンツの一つであるザウルス文庫はマルチプラットフォーム化しているわけで。それにしても「ザウルス文庫 for PocketPC」ってあーた(笑)。
そういやPalmのウェブクリッピングって発表当時はなかなか威勢がよかったですが、最近どうなんだろ、とか。
(初出:更新履歴 2002/12/09)
ASUSがASUS WORLDなるPDFによる広報誌を創刊したんだそうで、まあ要するにカタログなんだけど自作入門記事なんかもあってちょっと楽しそう。というわけでどんなものかと流し読みしていたら……これはびっくり。PDAのコーナーにPocket PCが載っていて、近日発売予定
との表記が。もしやと思い再度ASUSのサイトを見てみたらページができてるし。
これはあれですな、以前話題になって、年内に出るかと言われていたけど結局その後音沙汰無しの奴。その時から気にはなっていたのですが、ついに来ますか、日本へ。
75×125×12.8mmで138gと、iPAQ Pocket PC h1920(70×113×13mm、120g)が出てしまった今となってはインパクトは薄いですが(あ、でも薄さでは勝ってる)、逆に言えばこれだけの差でこっちにはアクションコントロールが付いているのです! デザインもこっちのほうが直線的で好み。スペックは基本的には考慮の対象外ですが、今更PX250というのはさすがに寂しいかもしれない。PX250の400MHzとPX255の200MHzなら、どっちが体感速度は速いんでしょうね。OSも、さすがにこれから出すならPocket PC 2003にしてほしいところ。まあ、どちらも大した問題ではありません。SDIOはマニュアルを読む限りでは非対応の模様。これも通信しないので関係ありませんが。
余談。以前どこかのサイトでPocketGearがASUSのOEMであると書いてあったのを読んだのですが、MyPal A600を見たときにそのデザインの類似性から恐らく間違いないだろうと思い、このマニュアルに載っている付属ユーティリティの画面を見て確信しました。というわけで「正統なる後継」なのです。
最終的には触ってみないと何とも言えないけど、私が買うならh1920よりこっちになりそうです。
ASUS WORLDにはもう一つ、A620なんてのも載っていました。こちらも近日発売予定。これは日本のサイトにはまだ載っていませんが、フランスのサイトや台湾のサイトあたりにはありました。
76.6×125×13.3mmで141gと、CFスロット搭載機としてはべらぼうにコンパクトです。なんでそんないんちきっぽい数字が出せるんだ……と思ったら、そっか、逆にSDスロットが無いんですね。それはそれでいい割り切り方かも。デザインはまあまあ。ちょっと、CASSIOPEIA E-3000のOEM元と思われるMyPal A710の面影がありますね。
通信系のカードを使いたいわけではないけど現状PDAで1GB以上のストレージが欲しければSDメモリカードでは無理なわけで、こっちもなかなか気になる存在です。ついでに、超時空資料回溯器
ってのも気になります。
(初出:更新履歴 2003/06/07)
「そふとうえあ編」でAbsoluteSimpleCloseをインストール方法を交えて紹介していただいています。ありがたやありがたや。ほかのページもなかなか興味深いです。他機種用の外付けバッテリーパックをPocketGear用に改造したりとか……。ん、PocketGear? この方、PocketGear使いか。
同志よ!
……落ち着け>わし。それにしても、PocketGear使いのサイト、僕以外で初めて見たかも。
(初出:更新履歴 2002/06/04)
そういやTillano Explorerって最近どうなってるんだろうなあ、と思ってTillanosoftに行ってみたら……。Toru Imai's Windows CE LabのほうにPocketGear 活用研究なんて記事が。掲載 2003年4月17日
って、2002年の間違いじゃないよね。しかも、結構気に入られているようですし。何だか妙に嬉しくなっちゃいました。あ、こっそりTillanoExplorerのPocket PC StrongARM版なんて置いてあるし。
これ、ネーミングからしてコントロールパネルに置かれるべきですね。さっそく TillanoExplorer を立ち上げて、「¥Windows¥スタート メニュー¥プログラム」に置いてあった「PG 設定.lnk」を「¥Windows¥スタート メニュー¥設定」にコピーしました。 (さらにソフトリセットもしたかもしれません)。これでめでたくコントロールパネルにも「PG 設定」が表示されるようになりました。
何ですと、プログラムをコントロールパネルに置くのってこんな簡単にできたのですか。スタートメニューの「設定」って何に使うのか分かっていなかったのですが、このためのものだったのか。わざわざラッパー用のコントロールパネルアプレットなんか作っちゃって、馬鹿みたいね私。
近日記述予定の音楽再生中に一時停止しちゃうのをなんとかするには?
というのは、やはり画面OFFでもタップで止まってしまう件かしら。今井さんはどう解決されたのか気になりますな……。ソフトを作られたのなら私のよりずっとまともでしょうから、さっくり乗り換えようっと。
(初出:更新履歴 2003/05/08)
Tillanosoftの今井さんによるPocketGear活用研究が更新され、「いろんなメディアから再生するためのプレイリストの作り方」が追加されています。タイトルだけ出ていて、どう解決されるか楽しみにしていたのですが、やっぱりというか何というか、ソフトを作って対処されるのね(笑)。
要するにうちのMakePlayListみたいに、フォルダをサーチしてフォルダ名でプレイリストをルートに作るのですが、相対パスで作成されるため(これができるとは知らなんだ)メモリカード名が変わっても問題ないというわけですね。MakePlayListにも取り込もうかしら……。というより、TX-Cアプリな(Pocket WZが無いと動かない)うちのと違ってあちらはれっきとしたexeですから、リピート、シャッフル指定機能さえあればうちのは引っ込めてさっくり乗り換えてしまえばいいんですけどね。うちのがそうであるように純粋にご自身のニーズで作ったソフト、しかも正式公開する気が無さそうなので要望するのも気が引けるかな……。
あ、リンク集に載っけてもらってる。今後ともお互いにPocketGear使いとして精進していければと……え?
で、1週間以上使ってみた感想ですが「もう戻れない」って感じです。 PocketGear や iPAQ h3630 を使うと、「うわ〜、でけ〜、ウソみたいにでけ〜!」と感じます。
しょんぼり。
(初出:更新履歴 2003/06/20)
2004年3月、DELLのAxim X3を購入し、PocketGearから乗り換えました。
気が付けば2年間、PocketGearを使い続けたことになります。購入当初より多くの不具合に悩まされ、バッテリの持ちも(個人的には致命的ではないとはいえ)悪かったのですが、そんなことは気にせず使い続けました。デザインが格好いいので。
唯一、メモリが32MBであることが不満で、次に買うときは世代的にほぼ確実に64MBだろう、豊富なメモリを何に使おうかな……なんて思っていましたが、何の因果か新マシンも32MBです。64MBのモデルは無線LANのアンテナが出っ張って格好悪いので。
PocektGearオーナーとしての心意気は、こんなところに引き継がれています。ってやな心意気……。
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