記憶更新履歴(2001年6月)

2001/06/30(Sat) 雑誌収録報告ほか

雑誌収録報告

ファイルエクスプローラの友が掲載された日経モバイル 8月号が届きました。

P149、「Windows CE Express」という連載の「オンラインソフト探訪」というコラムに掲載されていました。わざわざ掲載ページに付箋が貼ってあったのですぐ分かりました。編集者さんの名刺も貼ってあたったりして、いい感じ。

ただ、ちょいと記事の内容にはまずい部分が。

CEユーザーの定番Webサイト「WindowsCE FAN」では、昨年に引続きソフトコンテストが行なわれた。

去年に引き続いて行なわれたこのコンテストは、86本もの....

第1回のソフコンは1999年ですってば……。メールしておこう。

あと、乗換Just for Pocket PCの「インターネット上にある時刻表を取り込むツール」って、まだ配布されていないような……。あ、やっぱり。それにしても、検索サイトの配布許可確認中ですか……それは許可が降りないような気がします。ローカルに落としたデータを加工して個人利用の範囲で使うだけなんだから、許可は求めないでよかったのでは、ってもう遅いですが。

「勝手気ままにPocket PC」更新 - 理想の手書きメモソフトを求めて

なかなか自分にぴったりの手書きメモ帳が見付かりません。

といったあたりをポイントに、標準の「手書きメモ」の代わりを探しているのですが。ちなみに理想はPCwiz(PA-Z900PC)のメモ機能です。こいつのPIM機能って、今でも十分に通用するんじゃないかしら。

始め、Memoraがいいかな、と思ったのですが、Pocket PCにネイティブ対応してないんですよね。作者さんに問い合わせたところ、Pocket PC SDKで作成すると何故か描画が極端に遅くなってしまうとのこと。う〜ん、「見かけから入る男」としては、やっと主に使っているソフトのほぼすべてがPocket PC対応した今から、新たに非対応ソフトを追加したくはないんだよなあ。

次にはInkBookを試してみたのですが、これもPocket PCには非対応、そもそも[ESC]キーが存在することが前提なのでE-700ではうまく使えません。コンセプトは僕の求めるものに近いのですが……。

今度は海外まで手を伸ばして、Drawing Notesなんてのを発見。一通りいじってみて、おお、まさにこれだ、こんなのが欲しかったんだ、買おう!と思って終了しようとしたら「名前を付けて保存」ダイアログが……なんでえええ? 手書きでメモを取るってのがどういうことか分かってないなあ。ちゃんとした文字入力ができないようなシチュエーションだから手書きメモを使うのであって、いちいち名前なんか付けてられるかい! んもう、期待させやがって……。

BugMe!の画面なんてことをうだうだやっていたのが2カ月くらい前で、その時は1回あきらめたのですが、1カ月くらい前にBugMe!というのを見付けました。もとはPalm用のソフトのようですが……。サムネイルによるプレビューはありませんが、ほかの部分はすべて合格点です。僕自身はあまり使いませんが、ボイスメモを貼り付けることもできます。

というわけで試しに1カ月ほど使ってみましたが、完全に常用となりましたので、Outlookなんて使わない!のメモの欄に追記しました。

続・最近の参照元

萌えリンク

タイトルと内容の乖離っぷりが何というか、その。

あれ?

さとみかん on Pocket Internet Explorer早速僕自身、CASSIPEIA E-700でその効果を検証してみようということで、まずはエラーになることを再確認するため、XHTMLのページにアクセスしたところ……あ、れ、れ? XML宣言ははみ出しちゃってるけど、エラーにならずに見れてる………。一体全体、何が起きたのだ? 5月28日の段階では確かにエラーになったページなのに……。

もちろん、前に正常に読めないのを確認したときから、Internet ExplorerのバージョンアップやE-700本体のサービスパックなどは一切あてていません。本気で謎だ……。

続・XHTMLのページをPocket Internet Explorerで見たいのだ作戦

5月28日の続き。「とりあえずXML宣言をカットするだけ」だったフィルタにちょっと手を入れて、再帰的にリンクをたどれるようにしてみました。あとはヘッダにBASE要素を加えて、画像や相対リンクも正しく参照できるようにしたり。

ただ、リンクをたどる(リンク先にもフィルタを適用する)ための処理が割とバグバグです。リンクの解析、書き換えにはHTML::LinkExtorとURI::URLを使っているのですが、こいつの仕様によるものか、僕のコーディングミスか……。明らかに手抜きのせいでおかしくなっている所は一つ二つ確認済みなのですが。

とはいえ、まあそれなりには使えるレベルにはなったかと思いますので、テストページを用意しておきます。よろしければお使いください。

ただ、あまりにアクセスが多くて負荷がかかり、大家に迷惑がかかるようなら一般公開は停止します。まあ、そんなに使う人もいないとは思いますが……。

続・アンテナって

誤字脱字の訂正でも最新に上がってしまうのが、申し訳ないというか(笑)。アンテナに限らず更新チェッカの類にもノイズが乗ってしまうことになるわけで。

というわけで、「ファイルの更新時刻を変化させずに新しいファイルを転送する」Perlスクリプトを作ってみたり。CGIではなくローカルで動かすスクリプトです。

Net::FTPモジュールで楽勝かな、と思っていたのですが、FTPってファイルの更新時刻を変更するコマンドはないんですね。盲点でした。仕方ないので新しいファイルをputしたあと、Net::TelnetでサーバーにTelnet接続してtouchする……という割と無茶苦茶なことをやっています。

完全に自分用で、汎用的な作りにしていませんが、一応置いておきます。自分の作ったものはとにかく他人に見せたがる露出狂な僕。

sage.pl(2.89KB)

ファイル名は、今ちょっと填まってるシューティングゲームWizards Starの主人公の一人、sage(セージ)君から取りました。などとみえみえの嘘をついてみたり。

まあ、こんなもののお世話にならないのがいちばんよいのですが、そうは言ってもこのページはほかと違ってプリントアウトしての校正、なんてことまではしてないので、どうしてもちょろちょろとエラーが出てしまいます。

2001/06/29(Fri) 更新履歴 リビジョンアップ

いつかこの時が来ると、思っていたんだ……

※注: 上記リンクは、ジャンプ後にかなりスクロールが必要です。(笑).

【雑談】意外に慣れちゃうもんですよね (2001/6/26 掲示) - 過去のぼやき

あう、やっぱり見出しにもアンカーを設定しておかないといけませんねえ。これをやらないのが、更新履歴の日記化を食い止める最後の砦だったのですが、そんなつまらない意地を張っている場合じゃなくなってしまいました。というわけで今日の分から日付部分だけでなく、見出し(H4要素のみ)にもアンカーを設定しています。

結局、見出しの文字列全体にアンカーを設定することにしましたが、これだと見出しから別のリソースへリンクを張れないんですよね。このため、始めはどういった形にするかとても迷いました。意味のない文字(_とか■とか)を見出しの前に置くのは論外。某方面では割と見かける、[網]とか[雑]とかnetwrokとかmiscといった特定の文字列を見出しの前に付ける方法も、とりあえず名目上は更新履歴であることを考えればいまいち採用に踏み切れず。

というわけで一度は「H4にidは設定するけどアンカーは設定せず。分かる人だけ利用してもらおう。いやむしろ裏技という勢いで」という結論になりかけましたが、やはりそれはユーザビリティという面で問題があろう(いや、そんな大層なもんじゃないですが)、ということで、現在の形に落ち着きました。

統一を取るため、今までの分も、H4要素からリンクを張っていたものは全部外しました。この作業が一番しんどかったです。いや別に昔のは昔ので放っておけばよいのかもしれませんが、揃っていないとどうにも気になってしまう僕はA型(関係無いか)。

雑誌収録報告

壁すなっちが収録された、iP! 8月号と遊ぶインターネット6月号が届きました……え、6月号? 先月と同じの来てるじゃん(笑)。 送付ミスか……。

eMbedded Visual Tools 3.0 日本語版

注文しました。以前米国から注文できた日本語版に比べて、Pocket PC SDKにStrongARM版が追加されているとかされていないとかいう話。僕はすでに日本語版の上から英語版のPocket PC SDK(こちらには前からStrongARM版が入っていました)を上書きしてしまっているのですが、できれば日本語のSDKを使いたいし。中身はほぼ同じとはいえ……。

最近の参照元

jornada548リンク集

このページの作者さんからはリンク報告もいただきました。わざわざありがとうございます。

自作ソフトも公開されていますが,このページで一番気に入っているのは,他のHPにはあまり紹介されていないソフトが多く紹介されているところです。

その代わりどこでも紹介されてしかるべき定番ソフトの類がごっそり抜けていますが(笑)。

ファイラ、ランチャ、タスクマネージャという「三種の神器」とも言えるソフトを全く使いませんからね、僕の場合。ファイラは標準のもので十分。ランチャはスタートメニューで十分。タスクマネージャはスタートメニューの「最近使ったアプリケーション」で十分に代用可能。

フレッシュアイ- モバイル-WindowsCE-Pocket PC

このセレクションは絶対おかしいでしょー。ほかに入れるべきところがもっとたくさん。

部外者が口をはさむのもどうかと思うけど

いやそもそも当事者の方々がここを読んでるとも思えないのだけれども。それに問題の本質には関係無いかもしれないのだけれども。

尚更という部分で結局煽りであると解釈したのだなという風に思われたのかもしれませんが、僕は、「(謎無)さえなければ忠告であると解釈できたのに、それがあるから煽りと感じられるのだ」と言いたいのです。つまり「煽りじゃないのはこっちもハナからわかってんだからそんな事書かなきゃいいのにそれを自分から煽ってどうすんですか」的な意味での「尚更」である、と。

Latest topics/Past/2001/06 - outsider reflex

【尚更】前にまして。いっそう。ますます。」――広辞苑第五版より。やはり、もともとあるものの強調、という以外の意味では使わないはずです。Piroさんが期待する解釈はかなり無理があると思います。

たぶん、Piroさんが言いたかったことを表現するには「尚更」ではなく「かえって」という言葉がふさわしいのではと思いました。そのまんまですが。

ときに、NiAOUさんのML慣れしていないとああいう反応になるのか・・・。うむむ。は、Thu, 06/28/2001- short DaIARI - Ill'sを指しているようにも受け取れるというか、僕は始めそう思っていたのですが。Piroさん宛なら普通に引用してるんじゃないかなぁ。こればっかりは僕の勘違いの可能性大。というか当たっていたとしても、「言わぬが花」という奴だったのかもしれない……。

ついでに。僕は今のところ完全に読むだけ野郎ですが、Web標準化MLでの岩井さんのご発言が原因で不快になるようなことはありませんでした。やはりこれは、技術系メーリングリストへの慣れの有無という問題なのでしょうか。

仲間うちで和気あいあいと楽しむことが目的のファン系メーリングリストとは違って、技術系メーリングリストでは質疑応答、議論が話題の中心です。そういった場合においては、虚礼廃止というのともちょっと違うかもしれませんが、要点を押さえた簡潔な表現が好まれるように思います。経験則ですが。

その結果、誤りの指摘などを行なう際には、人によっては嫌われない評価レポートの書き方の「よくない例」を地で行くような、つっけんどんな感じになってしまうこともあるかもしれませんが、同じ目的のために集まって議論をしている最中なら、それも覚悟の上だと思うんですよね。

それと、「(誰)」とか「(ピュア)」とといったスラングは、公共の場で使うのはどうかな、と思わないでもないですが、まあ、説明がなくても内容が分かるくらいのものなら、何というか「芸風」で済ませられる範囲だと思います。むしろユーモアを感じてしまう僕は変でしょうか。

余談。

丁寧・敬語と慇懃無礼の境目はどこにあるんだろう。

無礼か、そうでないかでは。

「慇懃」って、「無礼」と一緒に使われてばっかりで、かわいそうな言葉……。

2001/06/26(Tue) 今後の開発予定

次は何作ろうかしら

いや、順当に行けばSearchDDw+のエンカルタ2001対応にいいかげん手を付けないといけないのですが、ちょいとPerlいじりたい病になりかけているかも。ネタは三つほど。

WebアーカイブファイルGrepへの道:黎明編(うそ)

お笑いパソコン日誌で「Internet Explorerのファイル保存でWebアーカイブ(mhtファイル)形式で保存した場合、MIMEエンコードされるのでGrepなどで検索できない」、という話が初めて出たときに、検索ソフト側で対応するよりは、mhtファイルのHTML部分をあらかじめデコードしちゃったほうが楽かも、と思って試してみたことがあります。その時は表示が化けてしまって諦めたのですが、今日再び試してみたところ……あれ、うまくいってるかも(サンプル:ols_pocketpc.mht(77.5KB))。もちろん、毎回手作業でデコードなんてしてられないから、この方法を採用するならデコードは自動処理できるようにするのが大前提ですが。おっと、これが「コマンドラインでごにょごにょ」ってことかな。

別に自分の使っているメーラー(WZ MAIL)がHTMLメールの表示にちゃんと対応してない(添付ファイル扱いになる)からってわけじゃないけど、やはりファイルはファイルとして管理したいので、この辺をどうにかするPerlスクリプトでも作ってみるかなぁ、などと思ってみたり。

というわけでちょっとメモ。

KaNa、打ち切り……

今日はCOMIC GUMの発売日。ということで駅前の本屋で購入、「女神候補生復活ばんざ〜い」とか言いながら読んでたんですが、「KaNa」の扉に「ついにクライマックス――!!」とか書いてあって嫌な予感が。

……ああ、やっぱり。打ち切りだ。無理矢理話は終わらせてるけど、紛うことなき打ち切りだ。作者、目次のコメントで「ごめんなさい」とか書いてるし。ショック……。これのためにGUMを買い始めたと言っても過言ではないのに。

GUMの中じゃあ人気はあった方だと思うし、話もこれから佳境というときだったのに、一体何が起こったのか。作者のサイトに真相があるのでは……と行ってみたら、うぎゃあ、閉鎖してる。

知ってどうなるわけでもないけれど、編集部側の判断で打ち切りになったのか、作者が降りたのか、それだけは知りたいかもしれない。ホントに知ってどうなるわけでもないけど。

たぶん、来月からGUMは買わないだろうなぁ。女神候補生は単行本そろえてるし。はぁぁ……。

悪いことは続くもの

会社に付いたら、CASSIOPEIA E-700を家に置いてきてしまったことに気が付きました。昨年9月の購入後初めてです。これがノートPCだと、絶対に取りに行くのですが(繋がってないと会社のPCまともに起動しないし)、さすがにPDAのためにはなぁ。

そんな日に限って外出の予定があったりして、スケジュールと先方の住所、地図、駅すぱあとの検索結果やら、みんな印刷して持って歩くはめになりましたよ。屈辱だ……。

おまけ:神保町お買い物

何故か三省堂の1Fでパソコンソフトのガレージセールが。太陽の神殿はともかくロマンシアが1,000円というのは……しかも、箱の大きさからしてどうも初回版のようです。

2001/06/24(Sun) 勝手気ままにPocket PC 更新+遅すぎる反応大会

「続・ポケットに広辞苑を」全面改訂

WOOZLEさんよりいただいた情報をベースに、必要ない部分は削って再構成しました。

「Pocket PCで読書しよう」ちょっと改訂

「おまけ:明朝系フォントの用意」につっこみ。

たいていのWindowsマシンにインストールされている「MS 明朝」を使うのがいちばんお手軽ですが、これは8MB以上とファイルサイズが大きく、メインメモリを圧迫します。ちょっとしたTipsでシェアウェアのフォントエディタを利用して必要ないプロポーショナルフォントデータを削ぎ落とす方法を解説していますので、興味のある方はお読みください(ああ、ぜんぜんお手軽じゃなくなっちゃった)。

これはちょっとライセンス的にいかんのでは?フォントの改変も含めてさ。フリーのフォントが出回っているのでそちらを使うのがいいかも。 kandata とか 東風明朝 とか。結果をレポートして。頼んだぞ。

ゆうじろうのページにつっこみ - 真・俺の戦いの記録(6月19日)

ライセンスについては、参照先であるちょっとしたTipsの方で既に触れています。結局のところは読んだ人自身が判断してください、ということになるわけです。かくいう僕自身はダイナフォントを買っちゃったわけですが。

東風明朝を使用してRubyReaderで読書しているところで、フリーフォントですが、kandataは前にも試したことはあるのですが、字形が一定せず、ちょっとこれで読書しようという気にはなれません。内田明さんご自身も、書体の違いというくらい書風が違う字が混在していると、読んでいてつっかえてしまうから嫌だと仰しゃっており、すべてのグリフデータを修正することを最終目標とされています。現状においてはJIS X 0213(いわゆるJIS2000)の字形を含んでいるという事以外にメリットはないと思います。

そもそもPocket PC上では文字化けしてしまって表示できませんでした。

東風明朝は字形が細めのためPocket PCの低解像度の画面だとちょっと読みづらいですが(もっとも、これはMS明朝でも一緒で、それもあって僕はDF華康明朝体W5を使っているのですが)、RubyReaderでアンチエイリアス表示させると結構いい感じですね。これは、記事のほうに追加しておきました。

今日の遅すぎる反応その1:chicさんへ

えー、もう完全に風化している話題で申し訳ないです。仕事と開発に追われる怒涛の日々がやっと一段落付いたので、お返事したかったけどできなかったものを一気に。

とはいえ実のところ、まだこれでも早いほうで、メールの場合なんかだと、受け取ってから2、3カ月後にふらっとお返事を差し上げたりすることもしばしば。もちろん、ユーザーサポートなど急ぎの用件は別ですけど。僕に雑談メールを送るときは覚悟してください(どう覚悟しろと……)。

というわけでまずはchicさんへ。

 先日、PAT さんの書かれたものに反応して、私は WZ はまったく信用していないと書きました。(中略)というわけで猛攻撃も覚悟していたのですが、意外にも穏当で妥当な反論を『Final β Laboratory』のゆうじろうさんが、『更新記録』の2日分で出されています。

2001/6/5 PM 2:36 - お笑いパソコン日誌 2001年6月

とのことなのですが、実はお笑いパソコン日誌はあくまでPATさんちへの経由点で、chicさんの書いたことに反応した部分はないのでした。どうやらお誘い頂いているようなので(違うって)、あらためてそちらの2001/6/2 PM 2:33分を見てツッコミなど……。

……えーと。とくに反論のしようがないですが(笑)。「マイナーバージョンアップするとエンバグ発生、メジャーバージョンアップ版はインストールできない」というのはchicさんが経験した事実で、事実に基づいて「まったく信用していません」と仰しゃっているのだから、合理的な評価だと思います。僕がPATさんの書いたものにツッコんだのは技術的な観点から見て事実に基づいていない部分があったからで、chicさんの書いたものにそういった要素はありません。

実際に不安定な面があるのに「安定している」なんて言ってたら、そりゃ単なる盲信じゃございませんか(笑)。僕の知っているWZユーザーの多くはそうではなく、日々ちょっとした変な動作や不具合らしき動作に文句を垂れつつ、「そうは言っても、それを差し置いてもいいとこあるからなあ」と使い続けているわけです。もちろん不具合などは放っておかないでそれなりの対処をしますが。例えば掲示板で報告して直してもらったり、マクロを入れたり、マクロを作ったり(笑)。僕の場合可能ならマクロを作って対処しちゃう場合が多いですね。これは、標準の動作をフックして別のものに置き換えられる、WZのプラグインマクロという仕組があればこそなせる業なわけで、でもこういった「エディタ本体の深いところまでマクロでいじれる」というシステムが安定性の低さに一役買っているような気もして、言うなれば、その、マッチポンプ?(違うって)。

ちなみに、僕はエディタは始め秀丸を使っており、1997年末あたりにWZ(当時はバージョン3)に乗り換えました。もともと秀丸でマクロに味をしめて、より拡張性が高いものを、ということで乗り換えを検討し始めたので、WZのほかにQXDanaあたりが候補になったと思いますが、まず97年時点ですでに開発が停滞していたDanaを候補から外し、WZとQXのどちらにしようか……と思ったときに、判断材料となったのは「見た目」だったりします。機能的にはどちらでもよいと思ったので、だったら毎日使うものだから見た目が好みな方を選ぶのもありかな、ということで。正直なところ当時のQXはいまいちあか抜けていないという印象がありました。最終的にはウィンドウタイトルのQXが全角英字であるという点に我慢がならず、これが決め手となった覚えがあります。いや3年以上前の話ですから、多少記憶が修正されているかもしれませんが。

そういった意味でMMエディタは機能の如何に関らず、初めから候補外だった……とか言うと怒られるかな(笑)。

まあ結局、道具を選ぶときに何を重視するかは人それぞれということで。僕は極端かもしれませんが。

そうそう、さんざんWZは不安定と書いてますが、さすがに5回目のマイナーバージョンアップということで、普通に使っている限り滅多なことでは落ちたりはしません。とはいえ、掲示板によればEになって新たに小さな(それほど動作に支障はない)不具合が出ているようで、お約束と言うか何と言うか……。

今日の遅すぎる反応その1.5:CE用エディタ

フルスペックの「普通の」エディタを使いたいとなると、市販ソフトしかないという状況は確かにあまりいいものではないと思います。普通のでなければ、Ng for Win32という選択肢もありますが。僕はこれだとファイルを開くこともまともにできません(苦笑)。

以前「安定性」をしきりにアピールされていたエムソフトが、再びCEに振り向いてくれればよいのですが。

今日の遅すぎる反応その2:PATさんへ

もうさすがにここ見てないかなー、などと思いつつ。

だからWZのファンなんだってば(笑)

だからWZのファンなんだってば(笑) - PAT(以下同)

件の文章を書いたときには「WZファンではあるけれど」は読んでいなかったので……その点はご勘弁を。

そういや昔、「to WZ3」マクロ関係で感激して、メールでやりとりしたことあったっけなぁ〜。

ああ、あの方か! お名前は覚えていませんでしたが、「to WZ3」マクロなどという小品にわざわざ感想を頂いたのはPATさんが最初で最後なので、よく覚えています。いやぁ、奇遇ですねえ。

なんて与太話は置いておいて。

僕がWZ 4.00E、出ちゃったよぉ……に対してツッコんだのは、あくまでマクロ師として、技術的な観点から「それは違いますよ」という部分があったからです。逆に1ユーザーの視点から見れば、PATさんの仰しゃっていることには共感できる部分はたくさんあります。ユーザーレベルでは、そんな技術的に深いところの話なんて分からないよ、というのも理解できます。それでも、「マクロの非互換性なんていう初歩的なバグ(バグだろう、これは)」と断ずる以上は、知らないでは済まされない、ということで敢えてツッコませていただきました。

コード書きとして、バグでないものをバグと言われたことに反発したというのが正直なところかもしれません(笑)。

それでも「同じ会社」、「同じようなネーミング」なので、"同じようなもの"と誤解する(した)人は多いだろうという話(事実、一番最初は、そう期待していた……ま、古い話ですね)。(

僕はVZは「使ったことがある」というレベルなのでこれについては何とも言えません。ただ、某友人は結構辛辣な調子で「そんなことはない」といった意味の事を言っていました。まあ、僕自身はこだわりません、と言うかこだわりようがありませんが。

様々な意見を吸収して、WZについての意見を修正すれば、WZ側の問題は、「企業としての説明不足」に集約されるのだろうと思うようになりました。

これは僕も同感です。具体的にはビレッジセンターの見米さんにがんばってほしいということなんだけど。WZの作者はもちろんTYさんなわけですが、情報提供、サポート(厳密にはサポートではないのだけれど)、そして追加マクロという形での実質上のWZのHTML機能の作成担当ということで、WZをとりまく環境に対しての“編集者”たる見米さんの影響あるいは役割というのは大きいのです。しかしどうも最近は別のソフトの対応で忙しいのか、あまり表に出てこないんですよね。せめてcmdexaobunのWZ 4.00E対応くらいはしてほしいのだけれど。今はやっぱりケータイ・リンクIIIの方が稼ぎ頭なんですかねぇ、なんて穿った見方を思わずしちゃいます。

今日の遅すぎる反応その3:モバイル小細工さんへ

ちゃんと気が付いてますよ(笑)。過去ログに移ってからの方がリンクを張りやすいからそれまで待っていたというのは秘密ですが。

なんか破れかぶれになって、メガネまで新調してしまったり。(苦笑) 別に中村さんのように壊したという訳ではないんですけど、なんとなく。(中略)デザインに関しては中村さんと違ってポリシーがなく、すっかり流行りの小径タイプにして喜んでいたりします。目標は「メガネ変わったね」と言われること。(笑)

【雑談】誰も気付いてくれなくてもいいもん(泣) (2001/6/4-2001/6/15 掲示) - 過去のぼやき(以下同)

小径のメガネはデザインが云々という以前に、やはり視界にフレームが入ってくるのが……よく皆さんこんなので耐えられますねえ。とはいえ僕の眼鏡も壊れる前のものよりは小さくなっているのですが、1週間くらいで何とか気にならなくなりました。

ちなみに銀縁へのこだわりは、たぶん名探偵・伊集院大介シリーズ(栗本薫)の影響が強いと思います。と言っても「天狼星3」あたりから先は読んでないんですが。ちょっと変な方向(猟奇?というのとも違うような)に行っちゃったような気がして……。

それと、中村さんはリンクの参照元をチェックされてるらしいですが、そもそも、このページのカウンタからして、上記リンクがクリックされる可能性は異様に低いからなぁ。ええい、自分でクリックしてしまえ! (笑)

ちゃんと、ご自分でクリックされる前から気が付いていましたので(笑)。ただ、ほかと比べて、危うく見逃すところだったくらい少なかったのは事実です(笑)。

今日のちょっと遅い反応:縛り

ついでに(爆)は日本語として意味が通じる(爆笑)へと置き換え。ただしよほどのことでない限り使わない。基本的には封印の方向で。

(爆死)とか(吐血)とか(萌)とか(机)も封印か…(違)俺は自分の表現を縛るようなことはしたく無いなぁ…。

ト書き - 真・俺の戦いの記録(6月21日)

「内規」という言葉の意味を理解してほしいところです。外部からの強要でなく、自分で自分を律することはこの場合の「縛る」というニュアンスとは少し違うと思いますが。また用字用語にルールを作ること、表記を統一することは一般に公開する文書を作成するにおいて基本的なことです。

と言うか、その程度の「ごく一部の世界でしか通じない表記法」が使えないくらいで制限されるようなものを「表現」と称するのもどうかというのが正直なところですが。

今日の比較的迅速な反応:ひらなが以前の問題

この日記って、「ねこめし日記」じゃなくて「ねこめしにっき」らしいですわよ!

奥様に耳より情報 @3:56 PM - ねこめしにっき(2001年6月下旬)

初めて拝見してから数日間、ねこしめにっきだと勘違いしていたというのは、言うと角が立つので秘密にしておきたいところです。漢字にすると猫絞め日記。

……えー、あの、本当にごめんなさい。

ついでに白状すると、「cc.sakura.ne.jpのトップ絵を描いている人」とありみかさんが繋がったのは、うちがアンテナに乗っかってからだったり。あれ、このURLはもしや……という感じで。

まあ、あそこも年に1度くらいしか見に行かないんですが(笑)。

2001/06/23(Sat) 雑誌収録報告

ただいま6月24日朝7時

というと、いつもだと単に夜更かししているだけですが、今日は早起きしちゃいました。なんて健康的な。昼型、いや朝型に戻れるかな、これで。

単に、昨日は会社の引越し(といっても3階から6階に上がっただけですが)でへろへろになって、夜の9時に帰ってきたらそのまま寝ちゃったというだけの話ですが。

しかし、お風呂も入らずに寝ちゃったおかげで、まだちょっと疲れが残っています。二度寝しようかしら(そして、元の木阿弥へ)。

雑誌収録報告:モバイルプレス夏号

Windows CE用ソフト・マクロがあらかた収録された「モバイルプレス夏号」が届きました。今月の第1特集はiPAQ Pocket PCです。読むとこないです(おい)。というのは冗談としても、やっぱりiPAQは好きになれないなぁ。

たぶん、CPUのクロック周波数が一番高いということを根拠に「最強」と呼んでいることに抵抗(ただのやっかみ?)があるのだと思いますが。PDAって、速ければ強いなんて単純なものじゃないでしょ、みたいな。

おまけ:お買い物 in あきばお〜四號店

仕事中にWebをうろうろしていたら、一年くらい前にプレイしたMoonlight Blue(Studio Til)に続編が出ていたことを知り、早速帰りに秋葉原に寄って買ってきました。ついでにこれも2年前くらいに体験版をプレイして、「見かけたら買おう」と思っていたWizards Starも発見したので購入。シューティングは下手の横好きですが、人が飛んだり魔法で攻撃したりする物には目がないです。というわけでとびでばいん(アボガドパワーズ)も気になってるのですが、極度のネタバレ・アレルギーを持つ者としてはD+VINE[LUV]もやってからでないと……という感じでいつになることやら。というかその前に2年前に買ったONEを開封しろという話もありますが。

ついでなんでマルチエンディングで、まだ全部のエンディングを見ていないフリーソフトのノベルゲームのメモ。いつかやろう……と思って一年くらいほったらかしてるのもあるな。

いやほんと、いつになればゆっくりゲームなんかできるようになるんだろうなぁ。ソフト作ってるうちに新しいソフトのネタを思い付いて……という永久ループ。まあ好きでやってるんですが。

2001/06/21(Thu)続・ポケットに広辞苑を」更新……できませんでした

更新できませんでした報告 for 関係者様

昨日宣言した全面改訂とは別に、ネタ提供者のWOOZLEさんからGEOMETRIC SPACEの掲示板で誤りのご指摘などを受けたので、そこだけ先に修正すると掲示板で宣言したのですが、諸般の事情によりできませんでした。申し訳ないです。

……と読み返してみると、僕は「今日は帰宅できると思いますので、修正しておきます。」と書いたのだった。えーと、前提条件が崩れたので、そこのところをご理解いただければと(苦笑)。

というわけで二泊め

泊まったのに結局2時で力尽き、7時に起床しました。あ、なんか健康的かもしれない。違うか。

処理対象ファイルはやっと100個を切りました。

2001/06/20(Wed)続・ポケットに広辞苑を」改訂予告

会社お泊りです

月曜日会社休んだりと、ちょいと仕事のほうでのんびりしすぎました。ギリギリになるまで手を付けないという、いつもの悪癖の報いという話もあるけれども。

といわけで、ただいま会社です(もう3時)。とにかく今目の前にある300個近くの書庫ファイルをどうにかしなきゃいけないらしい。うはは。

やれるところまでやって寝ようっと。

これが5日前だと、夜中と言っても昼間と同じくらいの人がいて賑わっていたのですが(それも嫌ですが)、今日は祭りの後というか何というか、広いフロアに僕一人です。なんか出そうで怖い。

「続・ポケットに広辞苑を」改訂予告

Windows版が使えるという件、方々で反応いただいてありがたい限りですが、そうなるとやはり「つぎ足し拡張」な点が気になってしまいます。本当はあの1/3の文量で内容が伝えられるはずなのに。

なるべく早くに全面改訂を行なうつもりです。といっても、今週は無理かもしれない……。

CD-ROM収録予告:「CASSIOPEIA パワーアップキット」――のその後

6月9日に報告した「CASSIOPEIA パワーアップキット」への「ファイルエクスプローラの友」の収録の件ですが、クリエイターズギルドから「記事ができたので確認してほしい」とPDFが送られてきました。1/4ページでの扱いということで、こんな短い中に間違いもなかろう、と思っていたら二点ほどあったりして。ああ、この忙しいときに世話が焼ける(笑)。というわけで以下のようなメールを送信(一部抜粋)。

記事中、

    移動(特定のフォルダに選択ファイルを移動する、〜)

とありますが、違います。
「選択ファイルを移動」するのではなく、「表示するフォルダを移動」するのです。
Webブラウザの「お気に入り」と同等とお考えください。

「選択ファイルを」をトルツメでよいと思います。

もう一つ。画像のキャプションですが、

    スタートメニューに追加された「送る」機能〜

とありますが、スタートメニューは左上です。
ファイルエクスプローラのメニューは左下です。全然別物です(笑)。

とまあ、そんなところです。
直るものなら直してあげてください。ではでは。

ちなみに、使われている画像に見覚えがあると思ったら、うちのページのものでした。まあ、引用OKとしているし(画像丸ごとは引用の範囲かどうか怪しいところですが)気にしませんが、普通やらないかな、とかちょっと思いました。どうも使わずに書いてる率高し。

まあ別に、だからどうとか腹が立ったとかいう話でもないのですが。例によって「なんだかなぁ」レベル。

「なんだかなぁ」で思い出した

ポケピーWEBコンテスト、折り返し点を過ぎましたが、相変わらずなんだかなぁ状態。前に綿谷君に「プログラム部門に応募したら不戦勝で10万円もらえるんじゃない?」なんて言われたけど、嫌ですよそんなの(笑)。そもそも「CGI,Javascriptなどを用いたコンテンツ」ってあなた、JavaScriptはともかく、CGIに利用可能な言語もサーバー環境も指定しないでそういうこと言いますか。

電波検知

かわちょアンテナからのリンクを確認しました。ありがとうございます。

2001/06/19(Tue) 勝手気ままにPocket PC 更新

「続・ポケットに広辞苑を」大幅に追記しました

続・ポケットに広辞苑を」をご覧になったというjornada720使いの方から、「同じようなことをやってる人がいたんですね」というメールが。その方によると、なんと、同じ方法でWindows版のシステムソフト電子辞典のデータもそのまま使えるというのです! これは、大発見かも。

というわけで早速(といっても実はメールをいただいてから1週間経っているのですが)今日、秋葉原のLAOXで

を買ってきました。もう1台CASSIOPEIA E-700が買えそうとかいう話もありますが、まあ、気にしないでください。

これらの検証結果と、追加しようと思って後回しになってしまっていたシステムソフトによるアップデータについての項目を加え、「続・ポケットに広辞苑を(追補版)」といたしました。ちょっとつぎはぎだらけですみません。本当は全面改訂したいのですが、そこまでは現在時間がないので、ひとまずは最新情報をお伝えするのが先、ということで。

いろいろめんどうなことを書いていますが、結論としては、「無償アップデータ+Windows版だけで、Pocket広辞苑が実現できる」ということです。もう、使いもしないコンパクトフラッシュのためにPOCKET版を買う必要はありません。

かくいう僕は結局全部買ってるわけですが(苦笑)。

おまけ:そのほかいろんなところでお買い物

松戸良文堂(地元)にて

R.O.Dは(漫画版は「なかったことにする」と決めたので)買わないつもりだったのに。見かけたらつい。意志弱すぎ>わし

秋葉原LAOXにて

ええ、ビギナーです。ビギナーですとも。
少なくとも大家にログインしていろいろいじってるうちに抜けられなくなって、禁断の強制切断とかしなくて済むくらいにはならねばと思うわけでして。

書泉ブックマートにて

宵闇眩燈草子、三巻まで来て前作とリンクするとは思わなんだ。電車の中でオビを見て気が付きました……ということで前作もいもづる式で購入。

東京堂書店にて

太宰治全集は、収録されている作品そのものは新潮文庫でほぼ全部読んでるのですが、諸般の事情により「花燭」の「著者が書いたままの表記のもの」が欲しかったので購入。というか、岩波文庫にその役を期待していたのですが、岩波も新字体、現代仮名遣いなんですねぇ。僕は新字新かなに抵抗はありませんが、それとは別の話として「著者が書いたままの文章を読みたい(あるいは引用したい)」という場合はあるわけで。岩波文庫買っときゃOKだろう、と思ってたら思いのほか重い本を買うはめに……。

で、会社に付いたら

もうへとへとです。とても、これだけ抱えて電車に乗る気にはなりませんでした。というわけで救助願い。

To: 綿谷君iモード
Subject: ボスケテ

秋葉、神保町で買い物しすぎ。持って帰れない。

これだけで意味が分かって車を出してくれる便利な気のいい友人がいるというのは、ありがたいことです。うちに付いた後、別の人(終電逃し?)からも救助依頼が来てました(笑)。

まあ彼もうちからえろえろいろいろ持ってくものは持って行ったので、give & takeというか。

2001/06/18(Mon) 勝手気ままにPocket PC 更新(ひさびさかも)

「Pocket PCで読書しよう」を追加しました

まあ、実質上自作プラグインの解説記事なんですが(おい)、それだけでは何なので、少しは汎用的な情報を絡めてみたり。

書いてて思いましたが、やっぱりPocket PC(というかWindows CE機)で読書するならRubyReaderに限りますよ(泣き笑い)。

サイト全体をちょいとお掃除

HTMLクイックチェッカが発見したバグ(PRE要素内で実体参照し忘れてるとか……うっわ、初歩的)を直したのと、ついでに、ちょっと前からやろうと思っていた「顔文字の排除」を行ないました。そもそも最近は何となく使わないようになっていたのですが、WAI的にも説明の無いアスキーアートはあまりよろしくないかな、とか思ってみたり。というわけで以下の内規を設けることにしました。いや、もともと技術系のメーリングリストなんかに投稿するときの内規としてあったものなのだけれど、Webサイトにも適用するようにした、というのが正確なところ。

ただし、2001年5月以前の更新履歴については触りません。Webサイトの更新履歴という性格上、過去のものはobsoleteということでご理解いただければと。

まあ、とくに深い理由はないです。ちょっとした心境の変化というか、「別に使わなくても何とかなるんじゃないか?」と思ってやってみたら何とかなった、というだけかもしれません。他人が使っているのも気になりませんしね。また、僕もフリートーク感覚の掲示板やメーリングリストなんかでは、今後も使いまくると思います。その辺は場の空気って奴で。

ただやっぱり、技術系のメーリングリスト、掲示板なんかで連発している人を見ると、TPOをわきまえてほしいなぁ、とかちょっと思いますけど。

ちなみに「(笑)」とかは、違うかもしれないけどト書みたいなものだと思っているので、中身がちゃんと日本語になってれば抵抗はなかったりします。

筆無精

サイト全体を見直しているうちに気が付きましたが、今までは御意見頂戴でメッセージをいただくと、送信後の確認ページで以下のようなメッセージを出していました。

下記の内容で、御意見をを頂戴しました。ありがとうございます。なお、メールアドレスを御記入いただき、さらにコメントを頂いた方には、ほぼ100%お返事をさせて頂いています。

ウソだ。最近全然お返事していません。基本的に筆無精なので……ごめんなさい。メールも同様です。とくに「ソフト使っています。ありがとう」というメールは、いちばん嬉しいものなのですが、実はいちばん返事のしようがない物であるのも事実。たいてい、いつかお返事しようと思って、そのままになってしまいます。返事を期待する場合は、そこはかとなくアニメ、ライトノベルあたりのねたでも仕込んであると助かります(ってオイ)。あと、ここを見ているのが確実な人に対しては、ここでお返事することもあると思います(笑)。

ええ、あの、こんな不義理な奴ですが、非常に感謝しておりますので、これからもどうぞよしなに。ってここに書いても仕方ないんだよなぁ。

おまけ:ちょいとお買い物 in どっか(忘れた)

先週末の書き忘れ。いや別に書かなきゃいけないわけじゃないんですが。

MAC POWER、何も7月号発売の二日前に買わないでもいいのに、という話もありますが、基本的には付録CD-ROMが欲しいだけなので。そろそろreadmeの「閲覧確認済みWebブラウザ」を更新せねばなぁ、ということで、各Webブラウザの最新版が欲しかったのです。ダウンロードすればいいのだけれど、Mac使うのめんどくさいし(おい)。

ああ、でも肝心のiCabは入ってない。前に試したのはスタイルシートに対応する前というのが申し訳なく、さっさと検証し直したいのだけれども。

ああ、サクラ大戦版のDreamPassport 3も試してないや。音声ナビ以外は通常版と一緒だろうけど。ブロードバンドアダプタ買っとかなきゃなぁ。無くなる前に。

というわけで、申し込み。納品は7月第2週以降だそうで……。

ここまで書いて、別に動作確認くらいならモデムでいいじゃん、とか思いましたが。もう遅いようです。

グミ・チョコレート・パインは高校時代に原作読んだよしみで買ったけど、もう既に、こういうのに何かを感じるようなお年ごろでもなくなってしまったというかなんというか。

2001/06/17(Sun) AbsoluteSimpleClose バージョンアップ

AbsoluteSimpleClose Ver.1.10を公開しました

あとはヘルプを書くだけだと思っていたら、土壇場で不具合が見付かっちゃったりして。何とか今日中に公開できました。よろしければ持って行ってください。

これで、GEOMETRIC SPACEの霧島さんから50,000ヒット記念プレゼントとして承っていた三つのうち、二つは完成しました。あとは、タイマー起動ソフトですね。えーと、あの、これはゆっくりでいいですよね(笑)?

理想と現実

何とかここまでたどりついたけど、金曜日に立てた予定の半分も消化できてないなあ。初めから無茶だったという話しもあるけれども。

ええい、明日会社休んじまえ(おい)。いや、今日ちょっと行ったし(言い訳)。

僕はPalm使いじゃないけれども

お、M.ShibataさんがPalmのページ作ってる。起きたら読もうっと(例によってただいま朝7時でして)。それにしても、M.Shibataさんの作るページはいつもシンプルかつかっこいいですねぇ。僕の「とりあえずCSS使ってみました」的なアレとは大違い。まあ、自分にはそういうセンスはないとあきらめてるからいいのですけれども。

ところで。「毎日更新される更新履歴もありませんが」って(笑)。

なぜうちのデザインは「とりあえずCSS使ってみました」的なアレなのか

言い訳大会(うそ)。

「 CSS デザインのパゲってどれもこれも似たり寄ったり。ビンボくさい。理系くさい。CSS より物理マクアプのが表現力あるんじゃん。」

かんじんなトコ @5:20 AM - ねこめしにっき(2001年6月中旬)

文脈から切り離してここだけ引用するのは申し訳ないかもしれない(ので、気になった方はぜひ引用元ページも見に行ってください)のですが、ちょっとダシにさせていただきます。

僕の場合、そもそもデザイン的にかっこいいものを目指していないのが困りものです。見る人が見れば「いかにもCSS」なページだと思います。2年前からほとんどいじってないですし。

僕がHTML 4.01(当時は4.0か)+CSSでページを作るようになったのは、「その方が楽そうだったから」という、それだけの理由だったりします。アクセシビリティがどうとかいうお題目は、実は、後付けのもの。

Webサイトを作ろうと思ったとき(1998年12月ころだったと思います)、そこには既にInternet Explorer 4というそれなりにCSSを解するWebブラウザと、WZ EDITOR 3.0+伝説のマクロHTMLEX(あ、ページなくなっちゃってる、ホントに伝説だなこりゃ)という、HTML 4.0に対応した制作環境がありました。めんどくさがりやの僕が「いちいちページごとに背景色とかフォントサイズとか指定しなくていい」環境に飛び付いたのは必然だったと言えます。つまるところ、僕は「物理マークアップをしないように気を付けている」のではなく、「物理マークアップを知らない」だけなのです。そのため、「物理マクアプのが表現力ある」かどうかは、判断しようがないというのが正直なところ。まあ、それなりに他人様のソースなど見て「こういうもんだ」というのは掴んでいますが。

多分CSSが無かったら、背景色すら指定していない真っ白けのWebサイトを作っていたことでしょう。「正しいHTML」とか「CSSだけで素晴らしいデザイン」とか難しいことを考えなくても、こういう気楽な目的でCSSを使うってのもありだよなあ、とかちょっと思いました。

まあ結論としては、うちを見て「CSSってこの程度」とか思っちゃいやよ、という感じで(笑)。

ちなみに、CSSデザインが理系っぽいという印象はないですねえ。理系の人こそ、テーブルレイアウトでpx単位の幅調整とかしそう。偏見か(笑)。

莫迦なことを考えた

こんなに「CSS」という略語を連発したのはひさしぶりです。一つくらいCCSとか書いててもバレなかったかもしれない。はにゃ(以下略)。

最近のVector拾い物

HTMLクイックチェッカの実行画面実は前のバージョンも使ったことはあったのですが、先週の新着ソフト一覧でひさびさに見かけたので何となく紹介。

ごくごく簡単に言ってしまえば、Windows GUI版のHTML Validatorといったところでしょうか。作者自身が書いているように、あくまで簡易的なものですが。

ダイヤルアップ接続かつ、ローカルにAnother HTML-lintを構築する元気がない人にはお勧め、かも。といってもHTML4.0(4.01じゃないのかしら?) Transitional専用なので某方面の人々には意味が無いかもしれませんが。でもサブフォルダも含めてフォルダ一括でチェックできるので、まずこれで初歩的なミスを潰してから本格的なチェックを、というのもアリかもしれないです。てゆうか試しにやってみたら初歩的なミスが見付かりました。泣きます。じゃなくて明日直します。RUBY(およびその関連)要素はわざとですけどね。

2001/06/16(Sat) BookRead 正式版公開!

BookRead Ver.1.00公開しました

やっと、できました……ふう、燃えつきた。太陽がまぶしい、というか目が痛い。諸般の事情(歯医者に行って虫歯削ってもらったら帰宅後麻酔が切れてじんじん痛み始め、作業に手が着かなくなったので昼寝ならぬ夕方寝)により、開発を始められたのは丑三つ時くらいだったりして。

本当は「Pocket PCで読書しよう!(仮題)」も同時公開したかったのですが、まだそこまでは手が回りません。明日は会社に行かなきゃいけないし、AbsoluteSimpleCloseの正式公開が最優先だしなぁ……。

情報バリアフリーの推進について、について

IT戦略会議・IT戦略本部合同会議(第5回)の資料ですが、

「インターネットにおけるアクセシブルなウェブコンテンツの作成方法に関する指針」(1999年5月、WAI(Web Accessibility Initiative)ガイドラインをもとに作成)を考慮した点検システムを本年度内に制作、来年度以降実証実験を行い、広く普及。

というのが気になります。平成12年11月から見た来年度ってのは今年度のことで、これってもうどこかで使われているのかな? また、「広く普及」ってことは一般ユーザーでも使えるようなサーヴィスとかも予定されているのでしょうか。

結構期待できそうだけど、WAI自体が

There is as yet no tool that can perform a completely automatic assessment on the checkpoints in the guidelines, and fully automatic testing may remain difficult or impossible.

なんて言ってるものを、さて、システム化できるのか? というかそもそも企画倒れになっていなければいいのですが(笑)。

ネタもとは瞬間でした。

WAIロゴ

ついでなので、ふと思ったことを。「Valid (X)HTML!」のロゴを貼っているページは結構ありますが、WAIのロゴはなかなか見かけない……ような気がします。HTML 4.01 Strict/XHTML/ISO-HTMLでページを作ってれば、ダブルAまではそんなに難しくないと思うのですけれども。

トリプルAは僕の場合、主に

Provide keyboard shortcuts to important links (including those in client-side image maps), form controls, and groups of form controls.

ってところが引っかかっちゃってるので条件を満たせそうにないのですが。キーボードショートカットって、もともとのWebブラウザが持つものとバッティングしたら、ユーザーにとっては「うざったい」だけなのでは、とか思うんですよね。すべてのWebブラウザが使用していないショートカットキーを使う、なんて事実上不可能だし。

それに、各Webサイトで別々のキー操作を覚えるくらいなら、Tabキーで飛んだほうが楽だと思うんですよね。せめて、キーボードショートカットの統一ガイドラインみたいのがあればいいのにな。

などと言いつつ、あらためてチェックリスト邦訳)を眺めてみたら、うちのサイトは2点ほどグレーゾーンが。こりゃ何とかしなきゃ。

アンテナって

更新時刻がもろにばれるのがアレですな。

いまさとみかんをチェックしたら侍魂が7時28分付けで更新されてて、読んでみたら「起きました」という話題が。

あたしゃこれから寝ますよ(笑)。

2001/06/15(Fri) ソフトウェア雑誌掲載予告……の取り消し

「ファイルエクスプローラの友」はデジタルバイヤー8月号(6月24日発売)に掲載されません

5月30日に予告した、ファイルエクスプローラの友のロードテストへの掲載の件ですが、本日デジタルバイヤー編集部の方から「編集上の都合により、今月号の掲載は見送らせて頂くことになってしまいました。」とのメールが。「現時点では次号以降の掲載未定となっております」(原文ママ)だそうで。

まあ、それ自体はどうでもいいのですが、6月24日発売号で、今ごろ掲載ソフトを落としてるってことは、割と行き当りばったりでページ作ってるんじゃなかろうか、とかちょっとだけ思っちゃったり。いや、連絡が遅れただけかもしれませんが。

そもそも僕は掲載も収録も、自由にやってくれてOKですよ、と書いているのに、どこも必ず許可を求めてくるのはいかがなものか。某知ってるところ(謎)は、「収録の許可を求める必要はない」、「事後連絡でOK」とドキュメントに明記している作者さんには、ちゃんと「許可は必要ないということで収録させていただきます。万が一問題がある場合、また見本誌が必要な場合のみご連絡ください」というメールを送っているらしいですが。

週末の開発・その他の予定

という感じかな。どうも日曜日は会社に行かなきゃならなそうな雰囲気なので、あまり欲張らずに。

新コーナー:Pocket PCちょっといい話(最終回)

Windows CEのソフトはCPUごとにバイナリが分かれているので、作るほうも使う(ダウンロードする)方も多少めんどうです。とくに初心者の方は自分のマシンのCPUが分からないということもあるようです。

作者さんによってはダウンロードする人が迷わないように、機種とCPUの対応まで列挙している方もいらっしゃいますが、僕の場合、「その程度は勉強してほしいな」というつもりもあって、あえて機種名を挙げず、CPU名のみを書いています。本当はめんどくさいだけというのは秘密です。

そのため、「どれを使ったらいいか分からない」というメールもたまには来るわけで、それに対しては教えてあげつつも、「自分のマシンのスペックくらいは覚えておいて損はないですよ」と軽く忠告していたりします。

で、ここからが本題。先日も、

ちなみに 使用機器は iPAQ で CPU はなんだか
不明でしたので

というメールが来たので、正直「またか……」と思いましたが、ちょっと違いました。

不明でしたので 全部ためしてみたら

ARM で動作しました。

その意気や善し!

嫌われない評価レポートの書き方

原則:最初の段落では良いことを書く」と「原則:過信しない」は、僕がソフトウェアの不具合報告を作者さんに送るときに常々気を付けていることでもあります。「いつも便利に使わせていただいています」から入って、「これこれこうなってしまうのですが、不具合ではないでしょうか?」という感じ。目的は相手のミスを指摘して悦に入ることではなく、その不具合を直してもらうことなので、当然と言えば当然かな。

ところで、「原則:文法や誤字に気をつける」の段落の最後が

文章の間違いは、レポート内容の信頼性を大きく下げてしまうことになるの。

で終わってるのは、自虐的なジョークなんでしょうか――いや、そんなはずないか。レポートしておこうかな。「もしかしたら、“なるのだ”の脱字ではないでしょうか。」という感じで。

2001/06/14(Thu) BookRead β版公開

BookRead たぶん最終βです

BookRead β版の設定画面

前回のα版以降の変更点は、

といったところです。

背景色の指定部分には、はじめはCDQライブラリを使おうかと思ったのですが、さすがにPocket WZのマクロから呼ぶのは無茶だったようで、「スタックサイズが足りない」といったエラーが出て動きませんでした。う〜ん、残念。

一応、OS標準の色選択ダイアログも用意されているのですが、こいつは自分で数値を指定して色を作れず、用意された48色から選ぶだけというシロモノ。なんでいまどきそんな制限が……と、SDKのヘルプのChooseColor APIのところを読んだところ、

The Color common dialog does not support user-defined colors if the target device screen is less than 480 pixels in width.

とのこと。どうして「色」選択ダイアログなのに、画面の横幅に左右されるのだ、と書いているうちに気が付きました。480ピクセル以下だと、ダイアログの「ユーザー定義」部分が画面からはみ出しちゃうからだ……。

んなもん、横着せずにPocket PC用に縦長ダイアログ作れっ!

と叫んでどうなるものでもないので、自前で用意しましたけどね。ああ、めんどくさい。

例によってほかにもいろいろ填まりましたが、何とかここまでこぎつけました。よろしかったら持って行ってください。

BookRead.txc(16.0KB)

Pocket WZ EDITORでコンパイルできますが、Pocket PC用に作っているのでHandheld PCでの動作は未知数です。「動きはするけど意味はない」という説が有力。現状ではドキュメントが何もないので、今までのバージョンを使っていた人、設定ダイアログを見れば意味がだいたい分かっちゃうスゴイ人のみお使いください。

あとはコードを整理して、ヘルプを書いて、週末には正式公開したいですね。

名前

闇黒日記だとGoogleで検索したときにトップなので外出時、旅行先でも安心(うそ)、という事実は置いておいて、僕は純粋に言葉の響きで「瞬間」に一票です。

あら、少数派だ。

雑誌掲載報告:遊ぶDVD&CD-ROM 7月号

オンラインソフト3,000本収録だそうで……もはや、壁すなっちがどこに入っているか、僕自身にも把握できません。

2001/06/13(Wed) 帰ってきました!

激動の(毎月恒例とも言いますが)1週間を終え、なんとか無事家に帰ってきました。例によって13日とか書いておきながら、ホントは14日の昼ですが。

いつもなら帰ってすぐ「ばたんきゅう」なのですが、今日は夜中机で中途半端に寝たので、「疲れは取れてないけど眠くない」状態。どうしたものか。

どうしたもこうしたも、中断しちゃってる開発を再開しろってば>わし

怪電波きゃーっち!

さとみかんからのリンクを補足しました。ありがとうございます。

しかし、周りのそうそうたるメンバーを見ると、かなり恐縮しちゃいますねぇ。5月19日に書いた「おまけ」が(たぶん)きっかけで、めぐりめぐってkotobaseekの「CSSコミュニティ」の末席を汚している僕ですが、HTMLやその他もろもろについて皆さんのように語ったり、ということは滅多にありません。いいかげんしつこいですが、自分の本分はマクロ師でありますので、ここの内容も基本的には自作ソフト・WZマクロ関係の開発情報と、Pocket PCネタが中心になると思います。そういうわけで、ちょっと、浮いてるかなぁ、と思ったりもするわけです。

しばらく様子を伺って「こりゃいかん」ということになったら、ご遠慮なくアンテナから外してください。そうなることを願っているわけではありませんが。どちらかと言えば、浮かれてしまいそうなのを自制しているところであります。

ちなみに、うちだけURLの後ろに「?06131003」という感じで日付を付けてないのは、付けるとリダイレクタが誤作動しちゃうからですよね。「8桁の数字」がQUERY_STRINGで渡されちゃうと、年+月+日だとみなしてその日にジャンプしちゃうものですから。今日だと614年(!)の更新履歴ファイルを探しに行ってNot Foundになってしまいます。

うちだけご面倒をおかけするわけにも行きませんので、始めの4桁の数字が「1900」より小さい場合は、リダイレクトを行なわないようにCGIを修正しました。これで、ほかと同じように扱っていただいても問題ないと思います。

ついでに反応:デュアル!

一瞬「デュアル!ぱられルンルン物語」かとおもった。

こたえは〜 @0:40 PM - ねこめしにっき(2001年6月中旬)

細かいツッコミですが、正しくは「ぱられルンルン物語」でして……。

しかしこのタイトル、何度書いても羞ずかしいなぁ。

いつのまにやら6万ヒット

まともに自分のサイトのトップページを見ていなかった(見られなかった)ので気が付きませんでしたが、2、3日前に達していたようです。どうも皆さん、こんな世界の果てにわざわざお越しいただき、ありがとうございます。今回はお礼だけで、ほかには何も出せませんが。次の記念ヒットプレゼントは10万ヒットの時になります。

ちなみに(もうバレてると思いますが)白状すると、プレゼントとは名ばかり、結局のところ、

【キリ番】常日頃ネタに餓ゑてゐるサイト制作者が、何かイヴェントをやるきつかけ。

か行/インターネット紋切型辭典@PC Tips

なんですよね。「キリ番」という呼び方こそしていませんが。要望を下さった方には感謝しています。

機甲都市伯林ベルリン4 パンツァーポリス1943 読了

これでやっと、作者のページ日記をネタバレを気にせずに読めます……。「冷静な自己分析に基づくポジティブシンキング」にあふれていて、読んでるとテンションが上がるので、徹夜仕事には欠かせないんですよね(嘘)。「都市シリーズ」の読者じゃないと半分以上意味が分からない(しノリに付いて行けない)だろうけど。

おまけ:本・届いていました from bk1

まあ、まずは先に「ホビットの冒険」を読まなきゃね(という順番ですよね?)。……というか家に居られるうちに、神曲とかハリーポッターとか、「こんな重いモン持って電車に乗れるかいっ」って方を片付けなきゃなぁ。

2001/06/12(Tue) WZマクロバージョンアップ

WZ 4.00E対応

SearchDDw+GetTaskListWZ 小窓のWZ 4.00Eへの対応を行ないました。時間がなくてさぼっていたのですが、先ほどついにユーザーさんから「WZ 4.00Eにしたら動かない」というメールが来て、重い腰を上げた次第。要望が来るのを待ってたというのは秘密です。

ちなみに、「WZ 小窓」はマクロの仕様変更によって修正が必要になったわけですが、あとの二つはちょっと事情が違います。WZのマクロはエディタのマクロにしてはめずらしくコンパイル型なのですが、さすがにバイナリはバージョン間で互換性が無いので、4.00Eでコンパイルし直したものに入れ換えたというわけです。

どうしてこの二つだけバイナリで配ってるかというと、エディタのマクロのくせにDLL使いまくりで、開発者用のヘッダファイルがないとコンパイルできないからだったり。さすがにWindowsのSDKがないと使えないエディタのマクロってのも敷居が高すぎ、というかお話になりませんな。まあこれも、その気になればSDKレベルのアプリケーション開発までできちゃう、WZマクロのポテンシャルの高さの裏返しなわけですが。

CE開発者向け情報:CDQライブラリ

って、Windows CE用ソフトを作ってるい方でここを見ている方って、いらっしゃるかなあ。いるならぜひ挙手をお願いします。

QtaさんのWebサイト開発関係のページができたので更新を楽しみにしていたのですが、今日見たらCDQライブラリなんてのが公開されてました。ファイル選択ダイアログ、フォント選択ダイアログ、カラー選択ダイアログのセットだそうで……ファイル選択ダイアログには、フォルダ選択やフォルダツリーもあってかなり使えそう。ファイルエクスプローラの友あたりに組み込んだら、何かおもしろいことができるかな?

さすがに新BookReadの背景色指定に使うってのは、オーヴァースペックかなという気もしますが。というか、これ以上DLLを使うマクロは増やしたくないです(笑)。

雑誌収録予告二つ

アスキーの「ウィンドウズ・パワー」8月号(7月18日発売予定)と、宝島社の「遊ぶインターネット」、「遊ぶDVD&CD-ROM」9月号(8月4日発売予定)に壁すなっちを収録させてほしいという依頼が来ましたので、OKしておきました。

CASSIOPEIA E-750が発表されましたが

要らぬわ。我が心は既に、SDと共に有る。

とか言ってみたり。SDの容量(128MB)に不満はないし、スロットは常にSD挿しっぱなしが基本だからP-in Comp@ctを使いたいとも思わないし。サイズ、重量がこれ以上増えるのも御免だし。というわけで、個人的にはピクリとも来ません。

とはいえまだ世間的にはコンパクトフラッシュ全盛なわけで、これでiPAQに流れかけていたユーザーを取り込めるならうれしいところ。

今日の反応に反応に反応

しようと思ったら、もう解決されていました。めでたしめでたし。

2001/06/11(Mon) 更新履歴 リビジョンアップ ほか

更新履歴 ファイルを分割しました

今まで3カ月ごとに1ファイルにまとめていたこの「更新履歴」ですが、ひと月1ファイルに変更しました。以前は3カ月分でも80KB程度だったのですが、最近はちょいとファイルサイズが爆発気味なので。

これがうまく表示されていれば、最新5日分表示用CGIの動作もうまくいっているはずです(ぶっつけ本番かい)。

ちなみに、「http://www.finalbeta.jp/update_log/?YYYYMMDD」方式でリンクを張っていただいている方は、とくに記述を変更する必要がありません。というか、こんなこともあろうかと、ファイルへの直接リンクを避けて、リダイレクタを通してもらうようにお願いしていたわけで。

あ、こういうのって、ちょっとオブジェクト指向っぽいな、と思いました。違うか。

今日の反応(マネしてすみません):OCR?

お笑いパソコン日誌の「2001/6/12 AM 0:02」分に反応(強調は友次郎による)。

今さらながら、持ち歩きのススメ』で本田雅一氏が書かれた方法も一つのアイディアだとは思うのだが、彼の方法だとページの PDF 化後、さらに OCR を使った作業が必要になるなど、どう考えてもあまり使い勝手がよさそうには思えない。

Adobe AcrobatでPDFの検索をしているところ印刷機能を持つWebブラウザからPDFWriterを使ってPDF化すれば、テキスト部分はそのままテキストとしてデータになるので、OCRが出てくる余地はないと思うのですが。あたしゃ何か勘違いしてるかな? 少なくとも今、「更新履歴」をPDF化してAcrobat 4.0で開いてみたところ、普通に検索できているようですが。

ちなみに、Namazuやインターネットブーメラン以外でPDFの全文検索というと、PDFinderなんてのもありますね。使ったことないので性能については何とも言えませんが。まあ、何を使うにしても「第一、余分な出費を強いられるのが難点だ」というのはまったくそのとおりで。でも逆にそこがクリアできれば、そこそこよい方法ではないかと思いました。

そう言えば、AcrobatもOfficeも、バージョンアップの申し込みを後回しにしているうちにとっくに発売されちゃってるし。急がねば。

今日の反応その2:ステラバスター

瞬間最新6月11日分に微妙に反応。野嵜さんがここを見ている可能性はかなり低いのだけれど。まあ、届かなければまずいほど切迫した話でもなし。

元ネタ、わかるかねえ。

「仕様書より大切なもの?」「そう、お父さんの仕事は、ただ不思議マークアップを斬るだけじゃだめなんだ。一番大切なのは、全環境の人が、仲良くWebを見られるようにすることなんだよ」――とかって、あれですか。分かります、分かりますとも。「2」は話が大きくなりすぎて、個人的にはいまいちだったのですが。

ついでに「どこからアクセスするか」関係のコメントを(これこそは掲示板に書いたほうがよいかもしれない)。「闇黒日記」だったころは、Googleで検索してそのトップ経由でアクセスしていました。「瞬間」に変わってからもしばらくそれで粘っていましたが、ついに観念して(って何)「お気に入り」の日記関係フォルダに入れさせていただいています。

ついでのついでに。「段落アンカーを斬る」は、どう斬られるのか見てみたいとは思います。とか他人事のように書いていたら一緒に見出しアンカーも斬られちゃったりして。

6/11とか書いてるけど

本当は12日の正午です。ごめんなさい。さっき帰ってきたので。気分的には11日の深夜というか(言い訳)。

日光がまぶしいので、もう寝ます。しかし、16時には再び会社にいなければならないはずなのだけれど、どう考えても計算が合わないなぁ。

2001/06/09(Sat) 更新履歴 不具合修正ほか

……始発で帰ってきました。というわけで、急ぎの件のみ。

更新履歴 不具合修正

瞬間よりご指摘。

「段落アンカー」は非常に難しいですね。と云ふか、

2001/05/22(Tue) 更新履歴のREADME 追記

の「2001/05/22(Tue)」と云ふアンカーをつつくと404 Not Foundと言はれるのが謎。何を信じれば良いのやら。

ああ、これは単純なケアレスミスです、申し訳ありません。「http://www.botan.sakura.ne.jp/‾yujiro/update_log/?20010522」としなければならないところの、?が抜けていました。というわけでさくっと修正。

現在の形式で特定の日付の更新履歴にリダイレクトするようにした次の日ということで、確か手書きでリンクを張った覚えがあります。そのため、間違えてしまったのだと……。その後は、自作のWZマクロで見出しを自動生成しているので、間違いはありませんが。

_ ときに、「段落アンカー」というのは、この段落でやっているように、段落の先頭に文章としては意味のない記号を置き、そこにアンカーを張ることだと認識していたのですが、実際のところはどうなのでしょうね。Googleで検索して引っかかったサイトの上から5個くらいを見てみても、そのような使われ方をしているようです。そもそも、造語(それも比較的最近できたもの)でしょうから、正確な定義というのもないのでしょうけれど。

一応うちの場合は、「見出し(H3)に、日付から生成したid(そう、A要素によるアンカーではなくidなんです、一応)を設定し」、「見出しの日付部分から、その日付けにリダイレクトするためのCGIへの引数を付与したURLへのリンクを張る」ということで、いわゆる段落アンカーとは一線を画しているつもりです。……利用者の方にとっては同じことなのでしょうけれど。文書としての正当性と、利便性の妥協点といったところです。

CD-ROM収録予告:「CASSIOPEIA パワーアップキット」(?)

例によって収録予告ですが、今回はちょっと変わり種。

クリエイターズギルドからメール。何でも、カシオと共同で、CASSIOPEIA購入者への特典(店頭配布物)として、「CASSIOPEIA パワーアップキット」というのを作ってるんですって。WindowsCE FANがセレクトしたソフト55本と解説本のセットだそうで。

これに「ファイルエクスプローラの友」を収録させてほしいとのことだったので、OKしときました。配布は7月初旬からとのこと。どんな内容なのかちょっと楽しみですね。届いたらこの辺で内容を暴露レポート予定です。

おまけ:出社前のお買い物@秋葉原とらのあな

桃組。「魔砲少女四号ちゃん」のみのために500円というのは、コストパフォーマンスが悪いなぁ。単行本に入るなら、それを待ってもいいのだけれど。

……と思ったけど、大和田秀樹の「大魔法峠」が素敵。これで500円のもとはとれました。というか、「楽しい甲子園」も全巻セットで買っちゃおうかな計画発動中。

2001/06/08(Fri) 修羅場が近い……

刻一刻と、修羅場が近付きつつあります。やりたいこと、やらなきゃいけないことは山ほどあるのに。修羅場になると更新ができません。てか帰れません

今日もタクシーで帰ってきて「言葉 言葉 言葉」の掲示板にリンク先間違いの報告して、R.O.D見たら(これで5回目)時間切れ。って、時間がないならR.O.D見るなよ。見るわよ。

てわけでちゃちゃっと書ける雑談でお茶を濁して寝ます。更新履歴の理念はいずこに。

Vectorさんありがとう

6月5日に、バグ修正による緊急バージョンアップを行なったMyWebSearchですが、Vectorにメールで「今そちらで公開しているものはほとんどの環境で動かないので、ひとまず公開を止めてほしい」と頼んだところ、ページそのものは消えませんでしたが、「現在ダウンロードできません」という表示にしてくれました。感謝。

さらに、同時に出したVer.1.21への更新依頼もすぐに処理していただいたようで、明日には反映されるようです。というか、もうされていました

普通、申請してから登録されるまでは、1週間はかかります。水曜日に出して土曜日の更新に間に合うなんてことはありません。多分、優先順位を上げてもらえたのでしょう。あそこまでライブラリがでかくなると、一つ一つのトラブルなんかにかまってられないだろうな、と思いきや、柔軟な対応をしていただけてとても感謝しています。

友次郎's ノートPC基金

会社の後輩が、「s30欲しいんですけどローンが……」などと言っているので、「んなもん無利子無期限で貸してやるから買え。今買え。ほらまだLAOX開いてるでしょ行ってきな」と助言したところ(今になって考えればまだ発売してないんですが)、よりによって「悪魔の囁きだ」などと言われました。まったくけしからん。でも、2、3日考えさせてほしいとのことです。あとちょっと、背中を押してやれば落ちることでしょう。

僕は、ノートPCを買いたいと思っている人の味方です(さすがにお金は身内にしか貸せませんが)。まあ、結局のところ買わせてマシンをいじりたいだけなんですけどね。

「テキストエディタ」ってそんなことになってたのか……

K.I.Library FreeTalkで知ったのですが、長らく開発が止まっている「テキストエディタ」、ユーザーによるオープンソース開発プロジェクトが動いていたんですね。知らなんだ、不覚……。

まだ使っていませんが、場合によっては「Perlスクリプトの編集に適したエディタの紹介」の加筆修正が必要になるかもしれません。

ちなみに、ふと「どんな感じなのかなー」と開発掲示板を覗いてみたら……ななんと、ちょうど原作者さんが書き込みされてるじゃないですか。しかも、「勝手に人のソフトいじくりまわしやがって」(これはさすがにないか)でも「今までありがとう。んじゃ後は僕が」でもなく、「ぜひ僕にも開発のお手伝いをさせてください」と来たもんだ。なんか、ちょっといい話だなぁ、と思ってみたり。それだけなんですが。いやすみません。あ、作者さんのページも更新されてますね。

現在は曖昧だったライセンス関係をはっきりさせるため、GPLの採用を検討して問題点などを洗い出しているようです。GPLって案外めんどうなところがあるから、独自のライセンスにしちゃう、という手もあるとは思うんですけどね。

僕も自分のソフト用にそれっぽいのを作ってみようと思ったことがあるのですが、3秒で却下しました(笑)。ちなみにこんなの。


Final Beta Lab. Private Licence 第1版

1. 汝が為したい事を為せ。
2. ソースと共にあらんことを。

ここまででネタが切れました(ネタでライセンス作るな)。そりゃ3秒で却下だわ。

2001/06/06(Wed) BookRead α版 ちょっとバージョンアップ ほか

仕事がたまっており(最近遊びすぎなんだっての)、どうも今日は帰れなそうです。というわけで諸々のお返事はまた後日……。

BookReadちょっとだけ更新

とはいえ何もナシだとアレなので、GEOMETRIC SPACEの霧島さんから掲示板でいただいたご意見のみ、さくっと反映してみました。閲覧モード(あるいはビューモード)で起動する際に、読書モードにするかどうかを指定できるようになっています。デフォルトではOFFなので、プラグインの設定ダイアログで有効化してください。

BookRead.txc(12.9KB)

ただ、青空文庫プラグインは一時的とはいえテキストを書き換えるので、これと連動させることは現状できていません。ちょっとこれはややこしそうなので後回し。僕自身使えないと困るので、あきらめるつもりはないと思いますが、多分……。でも「読み取り専用」で開いたファイルの中身って、書き換えられるだろうか? いざとなったら裏テキスト使うしかないかなぁ。

リンク間違いのご報告 for 野嵜さん

参照元のチェックをしていたら瞬間が。うわわ、僕なんかまずいことしたかな(何でそうなるオイ)、と思ったのですが……ありゃ、リンク先間違いですよ。BLOCKQUOTEのtitleが「交換更新履歴(なんじゃそりゃ!?) @ 真・俺の戦いの記録」なら、citeは正しくはhttp://ks001.kj.utsunomiya-u.ac.jp/‾e961600/diary/?200105c&to=200105231#200105231です。僕はそれを、引用して反論(でもないんだけど)した方です。

これじゃあ僕が「『HTMLは本當に文章の論理構造を表現出來るのか』等と批判」してるみたいぢゃないですか。僕自身は、5月19日に書いたように、他人がどうしようと口をはさむつもりはないですが、自分自身は論理的なHTMLを書けるよう、それなりに研鑽している者であります(まあ、まだまだだし、意図的な規格違反――HTML 4.01でのルビ関係要素の多用――もあるけど)。

って、向うの掲示板に書いたほうがいいかな。例によって2、3日して直っていなかったらそうしましょうかね。

これ斬っていただけませんか(笑) for 野嵜さん

というわけで誤リンクがもとではあるのですが、奇遇にも(お笑いパソコン日誌さんのおかげでしょうが)野嵜さんがここを見られるかもしれないので、ついでに。まあ、届かなかったらそれはそれで。

野嵜さんが立ち読みで済ましてしまったWeb Site Designですが、「スタイルシートでWebを読みやすく!」という記事がかなりトンデモ記事です。今手元にないので詳細は書けませんが、Webブラウザごとの見栄えを完全に同じにすることにこだわってpx指定を多用した挙げ句、「全体的なレイアウトはTABLEで」、「現状、スタイルシートでまともに使えるのはfont-sizeとline-heightくらい」とかいうスンゴイ結論で終わってます(詳細については覚え違いがあると思います、すみません)。

これ、「トンデモ」な「ホームページ入門」を斬るコーナで斬っちゃっていただきたいんですが、書籍は対象外でしょうか。というかそもそも、自分でお願いしていて何だけど、「その価値すらない」とか思ったりもしましたが。

時間ができたら自分でも何か書こうかな、とは思っていますけど。

僕は、たいていのモノには生まれてきた意味はあると思っていますが、この記事だけは認めることができません。これを書いた人がそれでお金を貰っていると思うと、かなりやるせない気持ちになります。

「ユーザーインタフェースの設計 第2版」注文中:その後

bk1からメール。

ご注文の下記商品は、品切れのためお取り扱いできませんでした。つきましては誠に勝手ながら、ご注文を一旦取り消しさせていただきました。お待ちいただいたにもかかわらず、ご期待に添えず大変申し訳ございません。

何ィっ!

2001/06/05(Tue) MyWebSearch緊急バージョンアップ

雑誌収録予告:ウィンドウズ・パワー

2001年8月号(2001年7月18日発売予定)に、壁すなっちを収録してくれるとのことです。

そうそう、GEOMETRIC SPACEの霧島さんがあちらの(ってあちらも何もこちらには無いんですが)掲示板で、

 中村さんの所の更新履歴で雑誌掲載情報を見ていて『やっぱり告 知するものなのだろうか?』と思ったので雑誌掲載ネタを少し(^^;

と仰しゃっていましたが、僕の場合、実質的には自分用のメモですね。10MBも20MBもするソフトじゃないんだから、ここまで来たなら雑誌を待つよりそのまま持ってってもらったほうがだんぜん早いですし。

……これで日記じゃないとか言ってるんだから我ながら恐れ入る(おい)。

[重要]MyWebSearch 1.20にでっかいバグがありました

6月1日に書いた、「サポート掲示板がないから、ということで(僕にメールせずに)MyWebSearchを使うのあきらめちゃった」ユーザーさんにメールをしたところ、たいへん丁寧なお返事をいただきました。それによると、やっぱりメールで問い合わせるというのは気が引けるものなんだそうです。う〜む。

何はともあれ、その方が引っかかっていたところは最新のVer.1.20では直っているので、使ってみてもらったところ、「やっぱり動かない」とのこと。おかしいなぁ、と思っていたら「解決した」というメールが来ました。それによると、

#[検索対象外ファイル]【1.20】
$szSkipFile = '';
 ↑の''という所を、デフォルトのまま空欄で放っておいたんです。
 でも、ここに適当なファイル名を入れてみたら何故か動きました(笑)。

ふ〜ん、なるほどねえ。デフォルトのままだと動かないんだ……って、それバグじゃん!(泣)

早速調査しましたですよ。あー、正規表現によるマッチがバグってる。そうか、空文字列ってのは、「何にも引っかからない」んじゃなく、「すべてに引っかかる」のか……。

単純な知識不足もそうだけど、新しい機能を付けたことに浮かれて、公開前に「その機能を無効にした状態でのテスト」を忘れていたという点をとくに猛省。念入りに動作チェックして、Ver.1.21をリリースしました。はあ、これでやっと一安心。

……って、いかん、Ver.1.20はベクターにも登録申請出してたんだ。差し替えは無理でも、とりあえず公開差し止めてもらわんと。難しいかな……。ベクターって、多くの人に見てもらえるという利点は大きいけど、申請から反映までのタイムラグが、時として致命的なんですよね……今とか(うへえ)。あれだけ大規模になると、仕方ないとは思うけど。

BookRead引き続き開発中(こっそりα版公開)

BookRead Ver.0.30αの設定家に帰ってメールを見てからは、MyWebSearchにかかりっきりでそんな暇はありませんでしたが、行き帰りの電車と会社で仕事の合間(おい)に、BookReadのバージョンアップもちょっとずつ進めています。6月3日以降の変更点は、

あとは内部的な修正です。これがたいへんだったんだけど、また話し出すと長くなるから割愛(笑)。

ときに、6月3日の更新履歴を見た霧島さんが掲示板に感想を書いてくれたのですが、それによると「特に辞書との連携機能に興味ありです」とのこと。連携、連携……んーと、今のところクリップボードに選択範囲をコピーして辞書ソフトを立ち上げるだけなのですが、連携っつうと普通、もうちょっと先まで(せめて検索実行)だよなぁ。ということで、うまく操れるかどうか試すため、「光の辞典」買ってきましたよ(笑)。DOS版も手元にあるけど(懐かしいなぁ、ThinkPad 220に入れて学校とかでよく使ったものです)、FDだから腐ってるかもしれないし。これにHikaruCEを組み合わせてっと。

……んー、ちょっと、うまくいかなそうです。外部から操作するためのインターフェース(DDEなりOLEなりコマンドラインオプションなり)がないソフトを無理矢理操作するには、起動時およびアクティブ化時にフォーカスがある場所が一定であることが望ましい、というかほぼ必須条件なんですが、HikaruCEは検索単語入力欄だけでなく、検索結果欄、にもフォーカスが移せるんですよねえ。こうなるとお手上げ、かも。

SearchDDw+の制作でこのへんの外部アプリ操作インチキテクニックはそれなりに身に着いたんだけど、CEではあまり外道なこともできそうにないし(めんどくさがってるだけかも)。

PDIC for CE(いじったのは「ポケットに広辞苑を」を書いて以来かも)、E-700内蔵の辞書もうまくいかず。結局操れるのはシステムソフトPOCKET辞典だけかな。一番の問題は、僕自身はそれで十分満足しちゃっているということかも。

とまあ、結局例によって御託が長くなりましたが、現状はこんなかんじです。マクロソースを置いておきますので、掲載した設定画面を見て(画像非表示/非対応の方はごめんなさい)、また「今回から読書モードに使う文書の設定は“読書”から“青空文庫”に変わってますので設定名を変えてください」と言われて意味が分かる方は使ってみてください。

BookRead.txc(12.7KB)

念のため書いときますと、WZ(for Windows)ではコンパイルも通りません。Pocket WZ Editorなら機種を問わずコンパイルは通ると思いますが、Pocket PC/Palmsize-PCで動かすことを想定して作っているので、H/PCで使って意味があるかは分かりません。

おまけ:そのほかお買い物 in 秋葉原

前からちょっと欲しかったんだけど、光の辞典を買いに行ったらあったのでついでに。1個買うのも3個買うのも同じさね(違うって)。

お返事いろいろ

したいのですが、朝になっちゃったのでまた明日……。くぅ、MyWebSearchのバグさえなけりゃぁ……。

2001/06/04(Mon) 開発もせんと雑談ばかり

バグのお話

土曜日に書いたWZ 4.00Eについてのネタに、反応がありました。JEWELRY BaBというWebサイトさん(敬称付けはヘンか(笑))の6月3日の日記で触れていただいています。身内(牧野くん)以外からのここへのリンクは、初かな? ありがとうございます……って、ますます日記ページライクに(苦笑)。

というのはおいておいて。

WZに限った話じゃなくて
ユーザは「バグっている」って言葉で片づけようとしている。「バグ」って言葉の意味を知らないに使いたがるみたい。
知らない人ほど使う言葉ですか。

こういった話を聞くたびに思い出すのは、Kishida's SITE2000年7月31日の「できごと」。確か、WZ4の掲示板でも何かの折に紹介したことがあったかな。ここでは「もちろん、開発の現場でってことですよ」とあるけど、ユーザーの声がダイレクトに開発者に届く場があるソフト(オンラインソフト然り、WZのようなユーザー交流の場がある市販ソフト然り)においては、エンドユーザーも気を付けなきゃいけないことだと思います。

で、僕自身の考えですが。

「不具合」はOK。そのまんま、「具合が悪い」という意味だから。「ここがおかしい」、「ここがヘン」というのも、ユーザーの立場から見ればその通りなんだから、臆せずにどんどん報告するなり苦情を言うなりするとよいでしょう。
でも、それが「バグ」――すなわち「コンピューターのプログラムの誤り・欠陥広辞苑第五版)」――なのかどうか……それが分かるのは、そのソフトを作った人間だけだと思うのですね。ユーザーがおいそれと使っていい言葉ではないと思います。

ときに同一視されがちな「不具合」と「バグ」という言葉の間には、大きな隔たりがあるというのが僕の考えです。

な〜んて、知ったふうなことをいろいろ書いてますが、僕、本職じゃありませんから。プログラマさん業界の話は人づてでしか知りませんよ。あまり鵜のみにしちゃいけませんよ。頓珍漢なこと書いてるかもしれませんから。そういう意味では逆に、JEWELRY BaBに書いてあることは、本職さんの声として参考になりました。「危険な言葉」ってのが、実感こもってる感じ……。

そうそう、リンク先がhttp://www.botan.sakura.ne.jp/‾yujiro/update_log/だと、5日で過去ログに流れてしまうので、絶対指定(http://www.botan.sakura.ne.jp/‾yujiro/update_log/?20010602)しておいていただけると助かります>伊藤さん。って、たまたま通りがかっただけかもしれないから、2、3日経っても変わっていなかったら、あちらの掲示板に書き込もうっと(笑)。

コード書かなきゃ、コードっ!

最近、更新履歴が長文化してますですよ。どうしちゃったんでしょうねえ(んな他人事みたいに)。更新履歴は四半期(3カ月)ごとにファイルを分けているのですが、2000年10月〜12月が89.5KB、2001年1月〜3月が95.9KBと来て、今書いている2001年4月〜6月のファイルがもう175KBですよ。まだ1カ月残ってるのに、もう2倍近いじゃん。

この時間をコーディングにまわせば、もっと早くいろいろできてたろうに。ちょいと、締めてかからねばなあ。ただ、k-kawanoさんには

更新履歴ページも最近はほとんど毎日のペースで更新されてますけど、ネタが尽きないところはすごいですね。

なんて言われちゃったけど、最近は、おとなしくしていようと思っても、ネタの方から飛び込んで来ると言うか。今日なら、「アクセス解析チェックしてたら見慣れないサイトからの参照が」とかですね。

ただちょっと、無駄に長いよなぁ、という気はします。仕事じゃ「絶対はみ出せない物理的な枠」の中で言葉を扱っているので、そのぶん、容量無制限のこちらでは好き勝手しちゃうのかもしれません。でも、いやだからこそ、それじゃあいけなよなぁ、と思ったり、まあ趣味なんだからいいかなと思ったり(どっちじゃ)。

……って、それ以前に、ページの更新情報以外が載ってる時点で、それ目当ての人には迷惑という話もありますが。CGI化に伴い、ソフトの更新以外をフィルタリングする機能でも付けようかとか思ったくらいでして(苦笑)。(<マジで欲しい方、メールなり御意見版なりでメッセージくださいね。)

な〜んて書いてるうちに、今日も時間がなくなっちゃった。まあ、この文章を書き終わったら、寝るまではBookReadのバージョンアップに励もうと思います。何だかんだ言っても、やはり自分の本分はここにあると思いますから。どうやら、待ってくれている人も1名は確認できましたし(笑)。基本的に、自分以外に1名、使ってくれる人がいるなら、自分が作ったものを一般公開する意味はあると考えてます……ってほら、また無駄話が始まる(笑)。

おまけ:今日もbk1より……

これまた古典と言うか。いや、ナディア見る前に読んどかなきゃと思って……(そんな理由かい)。

2001/06/03(Sun) BookRead 新バージョン開発中

間に合いませんでした

今日はひたすらBookReadのバージョンアップ作業を。唯一確認できていたユーザーであるGEOMETRIC SPACEの霧島さんのみならず、自分自身すらRubyReaderに転びかけていて、バージョンアップしたところで使うかどうかは五分五分、ってところだけど。やっぱり、ネックは縦書き表示だよなぁ。だめもとで、もう一度要望を出してみようかしら。

……というのはおいといて。今日できたバージョンアップは以下のとおり。

画面タップによるページめくりは、PDA用のテキストビューアではありがちな機能だと思っていたのですが(BookRead制作時にも付けるかどうか検討したような覚えがあります)、前に霧島さんが掲示板で「Rubyの画面上や下をタップするとスクロール(次ページだったかな?)するって仕様は中々のアイディアものだと思いましたが」なんて仰しゃってたので、なら僕もやってやるっ! とちょっとした対抗心に燃えて付けてみました(笑)。というのは半分冗談で、自分自身欲しい機能だったのですが。ちなみに、RubyReaderの場合は上下(あるいは左右)がさらに半分ずつに分けられて、外側がページめくり、内側が行スクロールとなりますが、BookReadでは、そこまでやる必要はないかな、と現在の仕様に落ち着きました。

で、今は読書モード時に背景色を変える機能の実験中。そもそも、CRTと違って液晶だと白(R,G,B = 255,255,255)でも十分目に優しいので、いらないかもとか思ったりしてますが、まあ、できちゃったから入れちゃおう(笑)。あとは、読書モード時にのみ、オプションの「左端を空ける」と「上端を○ドット空ける」を有効にできるようにしようかと思っています。

という感じで、結局今日中にはバージョンアップは終わらず。それなら、あとは動作チェックとドキュメント変更だけで済むはずのAbsoluteSimpleCloseの正式バージョンアップ作業をすればよかった……。せめてどちらか片方は、土日でリリースするはずだったのに。こういうの何て言うんでしたっけ。漁夫の利?(逆だ、ばかもの)。

モバイルプレス編集部には、結局BookReadの「Pocket WZ Editor 2.07でコンパイルが通らない」問題のみを修正したものを送って、差し替えてもらうことにしました。さすがにこれだけはやっておかないと……。

Ball or Nothing

牧野くんがノートPCを物色しているようですが、Let's note以外が候補に入っているのはちょっと驚き(おい)。牧野くん、CF-S21は何年使ってるんだっけ? もう別のポインティングデバイスに移れない体になってると思うんだけど(笑)。

という冗談(だったのか)は置いていて、トラックボールばかりが目立って、ともすれば異色マシン扱いされかねないLet's note B5ですが、実はトータルバランスの取れた、扱いやすいマシンなのですね。余計なソフトも「それほどは」ついてないし(購入後のフォーマット→再インストールはしなくてもいいかな、てくらい)。ハードディスクの容量が30GBってのも素敵。

ただ……「頑丈で」がポイントなら、正直お勧めできないかも。筐体の作りはやわだし、キーボードはへにゃへにゃだし。S21/22時代のものより確実に安っぽくなってます。コストダウンですかねぇ。

頑丈っつったらやはりThinkPadでしょうね。ただ、s30はあの左右のでっぱりが好きになれません。確か研究によるデータに基づいているとかで、相変わらずフルサイズにこだわってるみたいだけど、Libretto 50でタッチタイプしていた身としては、「んなもん慣れでどーにでもなるわい」とか思ったりするですよ。

って、なんで僕、ポインティングデバイスにはとことんこだわるのに、キーボードはそうでもないんだろう(笑)。

おまけ:bk1よりお届け物

bk1、早いね〜。昨日の夕方に頼んだのですが、「24時間以内配送可能」の本は、本当に今日の夕方前に来てびっくりしました。Webサイトの使い勝手も悪くないし、紀伊国屋BookWebから完全乗り換え決定ですな、これは。

R.O.Dの影響ってわけではないですが、「読みたいと思いつつも手が回ってない本を取り敢えず買っちまえキャンペーン」実施中。思い付いたらさくっと検索→注文、て感じでやってます。あんまりちょこちょこ買っちゃうと送料がもったいないですが、bk1には後で買おうと思った本をリスト化しておける機能もあるので、これも活用しつつ(と言いつつも、すぐに欲しくて結局1冊でも買っちゃうんだけど)。なんかすごい世の中になりましたなあ(笑)。

しかしおかげで、古本屋に行く機会が減ったかもしれない……。昔なら「見かけたら買おう」と思ったくらいの本も、どかどか買っちゃうからなあ。

ちなみに今は、指輪物語の全巻セットと、「ユーザーインタフェースの設計 やさしい対話型システムへの指針 第2版」を取り寄せ中。やはりファンタジー者(って何)として、指輪は押さえておかねば……。

2001/06/02(Sat) Pocket PCソフト開発進んでません

今日のお勉強

モバイルプレス収録のため、Pocket PC向けソフトの開発に全力を傾けねば、と決意したばかりだというのに……結局、今日はPerlで遊んでの勉強をしていました。覚えたことは、DB_File、MLDBMモジュールによるデータベースの作り方。といっても、初歩中の初歩ですが。ハッシュもろくに使いこなせていない状態からという、かなり無謀なチャレンジでしたが、まあ、だいたい僕が使う範囲でのやり方は分かるようになりました。って、そんなことで一日使ってる場合じゃないんだけど……。

で、ナレッジベース・システム(的掲示板? 自分でも何が作りたいか分かってませんが)にはほど遠いけど、ゲストブックもどきソース)くらいなら何とか作れるように。って、DBMでゲストブックなんて、オーヴァースペックこの上ないですが(笑)。

ここから発展させて掲示板的なものを作るか、それとも泥沼にはまりそうなので手を出すのはやめておくか……。判断が付きかねるところです。とりあえず明日は、「もうちょっとで何とかなりそうなモノ」の方をやろうかなあ。こっちは、長い道のりになりそうだし。

ちなみに、何故普通にテキストによるログベースの掲示板を作ろうと思わないかというと、

ってところなんですが。あああ、やっぱり手段のための目的だ、これわ(笑)。まあ、ログの肥大化などを気にしなくてもいいとか、保存形式とかで悩まなくていいとかっていう思惑も多少はありますけどね。

WZ 4.00Eに思うこと

お笑いパソコン日誌経由で読んだPATの本日分に勝手に反応。ここを見ているはずがないのでメールしたほうがいいかな、とも思ったけど。

掲示板には、直後に「マクロのいくつかが動かない」……とか出ていて、うーん、手抜きとしか思えないな。

これ以下のマクロの非互換性に対する批判は、ある事実についての認識が不足しているため、適切ではありません。それは、「今回廃止されたり、変更されたりしたAPIおよびテキストメンバ変数は、非公開API/変数である」という点です。これらはWZのAPIリファレンス(API.TML)やTX-Cリファレンス(TXC.TML)に掲載されているものではなく、各マクロ作者が_wz.hを解析したり、先人の情報をもとにしたりして、自己責任のもとに使っています。

ユーザーの立場として、「動かないので困る」というのはもっともな話なのですが、これをWZ側の問題ととらえ、「マクロの実装のされ方が変わっちゃった」、「関数をどんどこ廃止」、「マクロの非互換性なんていう初歩的なバグ(バグだろう、これは)」と評するのは合理的ではありません

これで3度めだぞ、マクロの互換性がなくなったのは。VZ→WZのとき(VZとWZは別物と言うのはナシ。'UZ'だったら分かるが ^^;)、3.0→4.0のとき、今回の4.0D→4.0E。

WZにおいて、「マクロの互換性がなくなった」と言えるほどの「仕様変更」は、「3.0→4.0のとき」の一度だけです。「VZとWZ」が別物でないと考える理由はまったくないし(作者が違う、コンセプトが違う、プラットフォームが違う。これでどこが同じなのでしょう? MultiplanとExcelが同じと言っているようなものだと思うけど<例えが古いかも)。今回については上記で説明済み。

確かに3.0から4.0へのTX-C仕様を含む全体的な仕様変更は大きいものでした。これで名前を見なくなってしまったマクロ作者さんも多く、残念なことです。しかし、つぎ足しによる拡張で複雑化した仕様を整理するには必要なことだったのだと、3.0と4.0の両方のマクロを作ったことがある者としては思います(c.f 99年末のWZ4掲示板でのTYさんの発言#5870番)。そして、「今後のWZのバージョンアップにおいてはこのような大変更は行いません」という作者さんの言葉を信じます。

実際のところ、僕がWZで使っている、31個のプラグインマクロとそのほか数知れない実行型マクロのなかで、修正が必要だったのはaobuncmdexwziconの三つだけでした(あ、うちの小窓もだったか)。動かないものについても、解決策が示されているのだけれど、それでも「マクロコンバータってのを、速攻で開発し、配布してほしい」というほどのものなのかしらん?

あと、以下は余談だけど、

大体、4.0Eってのは、ME対応させるための枝葉かと思ってたんだけど、いつのまにか4.0Dの後継になっちゃってるよなー。Windows 2000対応は、どうなった? 

確かにWZ 4.00E α版リリースの直接のきっかけはWindows Meにおける障害でしたが、これまでの流れから、EはDの次のバージョンのαテストと考えるのが自然です。WZにおいてこれまで、特定の事態への対応のために、分派となるバージョンがリリースされたことはありません(そもそも、そうなったらそのバージョンのその後はどうなるのだろう? 本家と同時にバージョンアップするならもともと一本化されていたほうがいいし)。経緯としては、もう少し完成度が上がってから出すつもりだったのが、Windows Meの件があったのでその段階でα版をリリースした、ということだと思います。

ときに、「Windows 2000対応」ってどういう意味だろうなあ。僕はDの時から、会社のデスクトップとメインマシン(Let's note)のWindows 2000上で使っていますが、とくに問題は起きてないのだけれど。

フリーソフトやSharewareでもない、れっきとした「商品」なんだから、そろそろ「一人」で開発するのを、やめにしてほしい。DOSのVZじゃないんだからして。

「個人のソフトウェア作家の作品を“編集者”としてマネジメントする」というビレッジセンターのやり方が変わらない限り、ありえないでしょう。「DOSのVZ」の時代から、彼らのやっていることは変わっていません。変えていないことを誇っている節もあります(笑)。

また、複数人開発にすればWZのクオリティが上がるかというと、そうとも限らないと思います。今のWZというのは、TYさんという作者の個性の塊だから。その「色」が抜けたとき、アイデンティティを保っていられるかは微妙なところです。パッケージソフトとしては特異なことですが、正直なところ、僕は半分シェアウェアのつもりで付き合ってます。

もちろん、そんなことはユーザーが意識する必要はホントはないわけで。「企業が作ったソフト」の割に品質が悪い(実際、バグはあります)のは確か。だから僕なんかは、掲示板への質問などには、自分の分かることならできる限り回答していくことでフォローして行こうと思っているけど、その開発体勢自体に納得できない方には……残念だけど、「ほかのちゃんとした会社が作ったソフトをお使いになったほうがよろしいかと」としかアドヴァイスできないと思います。

おまけ:今日のお買い物

HTML&スタイルシート辞典は、このサイトを作り始めた頃にとてもお世話になった「詳解HTML4.0&Cascading Style Sheet辞典」の後継ということで、前から買おうかどうか迷っていたのですが、とうとう買っちゃいました。分からないことなんて仕様書見ればいいんだし、表示は手元のWebブラウザで確かめればいいんだから、使いみちがないと言えばそれまでなんだけど、コラムとTipsがちょっとおもしろそうだったので。それにしたって、XHTML 1.1が勧告になった(リリース)後に1.0を解説してる本を新たに買うこともなかろうに、と自分でも思いますが。もっとも、24日に書いた理由(Pocket PCのInternet Explorerが未対応)により、XHTMLに移行するつもりは当面ないんですけどね。

それはそれとして、もともとはCCさくらにはまっただけなのに、最近はCLAMPの新刊は無条件収集対象になっちゃってるのですが、どうしたものか。

2001/06/01(Fri) 雑誌掲載予告ほか

日経モバイル掲載予告

6月23日発売(モバイルプレスと一緒ですね)の8月号、「Windows CE EXPRESS」で「ファイルエクスプローラの友」を紹介していただけるとのこと。ここに載るのは昨年末AbsoluteSimpleCloseに続き2度めですね。

「勝手気ままにPocket PC」更新

めでたく、Pocket WZ EDITORが2.07へとバージョンアップしたので、「Pocket WZ EDITOR 2.07 β版レポート」を「Pocket WZ EDITOR 2.07はここが変わった!」にタイトル変更しました。中身はほとんど変わっていませんので、別に見なくてもいいです(笑)。

週末の開発予定

モバイルプレス編集部から、「収録締め切りは6月4日」というお返事をいただきました。ということは、今週末が勝負ですね……。というわけで、

あたりが最優先になるかな、と思っています。CardViewRunはちょいとあやしいところですが。あとは、SearchDDw+のバージョンアップができれば、てところかな。

掲示板って必要でしょうか?

前に「本分はマクロ師」なんて書きましたが、実際のところは、最近作ったもの中での一番のお気に入りはMyWebSearchだったりします。トップページへの参照URLなどから、いくつか導入されているサイトは確認しているのですが、ほかに使われているところ or 言及されているところはないいかな、とGoogleってみました。検索結果ページに(テンプレートから外さなければ)埋め込まれているバージョン文字列にひっかかるのでは、と思ったのですが、よくよく考えればフォーム入力による自動生成なんだから、それはほぼありえないんだった……。

というわけで、99%は自分ちまたはVectorなどの配布サイトだったのですが、一つだけ、とある掲示板にひっかかりました。おお、どんな風に話題になってるのだろう、と見てみたら……。「動きません、誰か分かる人いませんか」という類のものでした(うへえ)。それなら無関係なとこでなく、僕に直接聞いてくれれば……と思ったら、「しかも、ここ(友次郎註:うちのことだ)はサポート掲示板などが無いのです」って。遠慮せずにメールくれって書いてるやん……。なんでそーなるのかな。逆(大勢の人が読める掲示板に書き込むのは嫌)ってのならまだ、分かるんだけど。このへん、識者(って誰)のご意見を伺いたいものです。

とりあえずこの方にはメールしておきましたが。返事くるかなぁ。

何はともあれ、今まで別に掲示板はいらないや、と思ってたのですが、もしそれによって使ってもらえるチャンスを失っているのだとしたら、ちょっと考えを変えなければいけないのかもしれません。ただ、普通の掲示板よりは、サポート情報の共有に特化した、ナレッジベース的なものがいいなぁ、なんて思うのですが。雑談や、Pocket PCの情報交換は、ほかにいくらでもできるところがあるので(笑)。

なんて考えてたら……なんか、そーゆーの作りたくなって来ちゃった。というか、「Perlモジュール活用ガイド」を読んでたら、一般配布を前提としない、モジュール使いまくりのCGIを組んでみたいというプログラム書きとしての欲望が……。手段が先か目的が先か、あやしいところですが。普通の掲示板じゃ目的に合わないから自分で作るのか、自分で作りたいから目的をすり替えるのか(笑)。

ちなみに昨日文字化けの件でメールを頂いたかたは無事設置できたようで、「なかなか快適な動作で満足しております」とのこと。こういうメールをもらったときが、やっぱり一番うれしいものです。この瞬間を増やすために、できるだけのことはしていきたいと思ってるんですが、さてさて。

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