同人ゲー紹介の大手サイトからリンクされてびっくりしました。ええと、私が体験版についてメモ(感想でも、ましてやレビューでもない)を書くのは、製品版が出たときに「これ、買うことにしてたんだっけ?」と思い出すためなので、自分以外が読んで意味が通じるようには書いていません。
迷い込んできてしまった方は、せっかくだから同人ど〜らくさんの「僕はキミだけを見つめる 〜I gaze at only you〜」体験版レビューをどうぞ。そこまでべた褒めするほどじゃないかなあ、とは思うけど、続きが気になるのは同意。それにしても、私は先にサークルさんのサイトで知っていたのですが、確かにコミケ会場でジャケ買いした人はあのプロローグはびびるかもなあ(笑)。
冬コミの同人ノベルゲー体験版読みからの勢いで、ネットで公開されていた戦闘的残酷ビジュアルノベル
ですろりの体験版を読んでみたり。
テキスト自体にはさほど惹かれる部分はなく、設定的にも今となってはありがちな異能者バトルものということで、途中ちょっと、止めちゃおうかな……とも思いつつ読んでいたのですが。最後まで読んだら何というか、すごかった。
「今は殺さないわ。ビデオのバッテリーが切れているから」
「いい子じゃん………いつか俺が殺しに来るが、ちゃんと守ってやれよ」
……登場人物に真っ当な人間が居ません。戦闘狂か、快楽殺人者か、電波か、最低でも“悪趣味な人”。あ、過去回想と子供以外では、ですけど。
「民間人は巻き込まない」ことを信条とする発火能力者のテロリスト――と言ってもこの人の定義ではどうやら巻き込まない=殺さない、ということらしく住民を避難させた上でビル爆破とか平気でするし――が、今のところ一番まともな人かも。どうしたものか(笑)。ほかにも、「この肉団子美味しいですね、何の肉ですか?」(周りはみんな気まずい沈黙)、とか悪趣味な描写が盛りだくさん。ここまで徹底されるとちょっと面白くなってきちゃったかもなあ。
メイドさんのひみつ(語弊あり)や、タイトル画像にもなっているゴスロリ少女がまだ登場していない(少しだけ正体に心当たりがあるけど、当たってるかな?)こともちょっと気になるし、製品版が出たときの気分次第では買うかもしれません。
体験版は5話までで4時間くらい。全10話くらいかな? と思ったのですが、タイトル画面で「BOOK」を選んだら五章まで選択肢があり、読んだのはそのうちの一章の中の5話だったことが判明。……結構ボリュームあるのかも。
Cappuccino作者さんのウェブログで知ったのですが、Visual Studio 2005へのアップグレード対象にはeMbedded Visual C++ 4.0やeMbedded Visual Tools 3.0も含まれてるんですねえ。びっくり。検索してみたら、やはり気付いている人は居たようですが。
.NETでPocekt PCアプリ作る分にはStandard Edition(3万円が2万円に)で十分なのでしょうけど、Professional Editionの128,000円が半額の64,800円に、というほうが値引率のインパクトがでかくて惹かれます。いや、私にはオーバースペックでしょうけど。
……ってここまで書いて、自分が普通にVisual Studio .NET 2003 Professionalを持っていることに気付きました。素で忘れてた(笑えない)。
冬コミで買った体験版をプレイした勢いで、土日は溜めてた体験版をプレイしてあらかた片付けました。……製品版は何も手が着いていません。いいのかなあ、こんなことで。でも、断片的なイメージしか知らずあとは未知だった物語が既知になっていく瞬間こそが、実は一番面白いんですよねえ。
いろいろ読んだけど、とりあえず製品版が出たら必ず買いなのはpray。まあ何というか、ほとんどジャンル買い扱いになりつつある○ー○ものですが、○ー○を繰り返しているヒロインが周りからは予知能力者だと思われて、本当のことに気付いてくれる仲間がいなくて絶望してる、というのは面白いかな。主人公がどんどん間違った結論に向かっていくのがもどかしくて楽し。
「繰り返して」とか書いてる時点で伏せ字の意味がない(苦笑)。
はまるほどじゃないけどいきなり切るほどでもない、というのばっかりでどうしたものか。積みアニメが溜まるばかり……。
どうせキャラゲー(ゲーじゃないけど)、となめてかかってたらスラップスティック・コメディとしてよくできてて、結構やられた感じ。30分間テンション上がりっぱなしだし。美少女顔と崩し顔のギャップも楽し。でもって、何この作画クオリティ、ってGONZOかよ! Solty Reiもこれくら気合い入れてくださいよ(苦笑)。
いかにもな低予算美少女アニメなんですが、やっぱりオリジナルの海洋SFとなると捨てきれず。何だかんだ言って、宇宙船みたいな作戦司令室で天才美少女がミサイル迎撃プログラムの組み替えとかしている様には抗えない魅力がありますし(苦笑)。
3Dは……むしろウリなんじゃなくて、作画コスト削減のためと考えれば納得?
実写ドラマ風の演出を取り入れたアニメってのも最近では珍しくはないですが、これは徹底しているというか……一部背景はどう見ても実写の加工だし。これ、アニメである意味は? って、
アニメですと、生身の俳優には危険なため演じさせることができないような状況も作ることができますし、実写ドラマでCGなどを使って合成するよりも技術面や予算面などで制約が少ないですから、アニメの方が向いているかもしれないと考えて、可能性を探っていました。
……ということか。
というわけで、1話はNHKのドラマみたいなひたすら地味な作り。普通なら1話のうちに見せ場(出動シーン)を持ってくるところだけど、それもなし。そこまで徹底されるとかえって気に入っちゃいますが(笑)。能登(かわいいよ能登)麻美子が出演という点でもプラス補正が入り、ひとまず継続のこと。
そもそもAシリーズが始まった時点で、「あの設定」を6話でケリつけられるはずがないとは思っていたのですが、4話あたりの時点で「こりゃもう終わらす気ないな」と確信したので、あのバッドエンド展開(苦笑)にもとくに驚かず。この監督にはヴァンドレッドで痛い目にあってるので耐性がついてますし。
公式サイトの14日の重大発表ってのは、どう考えても次シリーズでしょうねえ。私はキッズステーションで観てるからいいけど、DVD買ってる人は「今度こそ終わると思ったのに」と怒らないかしら。
宇宙生物なんて余計な設定出さずに純粋に彗星迎撃パイロットの話にしていたら、きっとTV 13話とOVA 2話でとっくに終わってたんでしょうねえ。そういう意味ではむしろ喜ぶべきことなのか。何だかんだ言って、好きなアニメですし。……ちゃんと終わらせてくれればですけど。
昨年、録画番組数が増えまくったため優先度の低い番組を切ったとき、後悔するものもあるかもなあ、と思っていたのですが……よりによってこれとは。
自分が観てたころは「勉強ができたらイイナ!」とか「友達がたくさんできたらイイナ!」とか乙女チックな話だったはずですが、「地球が救えたらイイナ!」ってどうなってんだ一体。しかも中身は変らずパロディとギャグが満載らしく。うーん、気になる。
とりあえず次から録画しつつ、DVDで追いかけることに決定。……さすがに買わずにレンタルで済ませますが。
恋人の仇を討つためにエージェントとなった男と、量子コンピュータを操る正体不明の逃亡少女。謎の国際組織『A』と対諜報機関『ゐん』。設定を積み上げて魅せるタイプかな。連作ノベルゲーの第一話のさらに体験版ってことで話が動き出す前に終わっちゃいましたが、続きが楽しみ。文章はちょっと仰々しい感じ。嫌いじゃないですが。
「だってヒロちゃんが、どうしても起きなかったらシンバルで起こしてくれって言うから」
「シンバルで殴ってくれとは言ってねえええ!」
いかにもなギャルゲー的日常会話って最近読んでないから逆に新鮮かもなあ、ギャグはまあまあ面白いなあ、とか思いながらつらつら読んでいたのですが……うわー、来た。これは何? サイコサスペンスか、ファンタジーか、もしかしたらメタフィクションかも? 分からないけど(分からないから)とにかく面白い。一応ジャンルは「青春サスペンスADV」だそうですが。月並みな言い方だけど、日常が崩れていくさまが楽しいですねえ。
「どうした? 化物にでも会ったような面だな」
少女の体から大剣を引き抜き――重々と回転させ、無造作に付着していた血を祓う。――切っ先を突きつける。拮抗を保つために。
『あら? オカ、オカしいわ。あなたは……し、死んだはずよ? 今、たった今、つぶし、殺したはずよっ?』
「じゃあ、それを問題にしよう」
少年は静かに提起した。
「それにさ、空は飛べるけど……魔術師になるのって色々大変じゃん」
「色々、犠牲にしなきゃならないモノもあるし、さ」
「あれだけ好きだった、トランペットとかな」
「うん……………………ええ? 今流れで『うん』とか言っちゃったけど、無いから! トランペット、吹いたことも無いから!」
サークルのサイトも無いし(上記リンク先はシナリオライターの方のサイトの模様)、そのためかニュースサイトでも扱われていなかったので完全未チェックでしたが、絵がちょっと気になったし無料配布だったのでもらっちゃいました。
冒頭、ヘルシングばりの人外戦闘を繰り広げ、かと思いきやその後は「平穏な日々の回想」としてスラップスティックな魔法学園ものに。数々の伏線を張りつつ、ヒロインと「約束」したところで体験版終了。うわ、気になるだろそれは……。
テキストやギャグはかなり癖がある感じで「それ散る」を思い出しました。パロディネタもそこそこ。人によって好き嫌いはありそうかな。私は好きですが。
“観測者”が望む形を取る存在……というネタ自体は最近割とアレですが、形而上の話ではなく実存する“仮定生物”である、というのは面白いかも。観測者が失われるとドロドロの不定形生物に(笑)。
真夜中だというのに昼と見間違えるほどの煌びやかなネオン。
街は、まだまだ上潮だ。
唯ママは、それでもこの街を暗い街だと言った。
その暗い街にオレが火をつけることになるのかもしれない。
その火が街を焼き尽くす猛火なのか…。
そして、その猛火にオレが焼き殺されるのか。
「コスプレってアニメとかの衣装を着たりするんだろ?」
「そうです。自分の好きなキャラをコスにするコトでキャラへの愛情を深めるんですよぉ」
「ふ〜ん」
あれか……。
ゾクが特攻服を着てるのと同じ感覚か。←全然違う
暗殺者により仲間を殺され壊滅した少年ギャンググループの元リーダーが、歌姫のボディーガードとなって……てな感じで、普段自分が好む系統の話からはちと外れますが、絵が気になったので購入。体験版だけど5時間程度とけっこう長め。
序盤は正直ちとかったるかったですが(ホームレスの長老の寒いギャグが辛い……)、主人公が決意するあたりからはそこそこ面白い、かな。ヒロイン可愛いなあ、とか思ったところで体験版終了。で、後半の予告ムービーによるとこの後の展開はなかなか面白そう。あと、「契約」とか「盾になることを誓う」とか琴線にアタック食らうキーワードも出てきちゃったし。うーむ。
設定からして、ハードでボイルドなテキストを想像していましたが(もちろんそういうところもありますが)、内容は軽め。でもKanonネタとかはさすがに悪ふざけが過ぎるかもなあ。主人公も「俺はなんでこんなこと知ってるんだ?」とか自己ツッコミ入れてるし。
政治活劇ビジュアルノベル
。60年後、科学ではなく思想が変化した未来の日本で、架空の政治主義をベースに人間模様を描く……ってな感じで。1時間弱の序章だけどだいたい先の展開は読めたかな。
硝子玉が降る田舎町が舞台のファンタジィ。テキスト、BGMともに落ち着いた雰囲気。体験版は30分程度。
絵がちょっと気になって購入。体験版の内容は導入部の10分ほど。音楽への夢をあきらめて受験勉強に明け暮れる主人公が、学校の屋上でヴァイオリンを弾く少女と出会って……てな感じで。青春物ってやつでしょうか。
これは体験版ではなくて、制作中のノベル「fragment」と舞台を共有する短編。現状「fragment」の情報があまりないので体験版代わりに読んでみました。
母と娘に起こった出来事や、気にかけてくれる人々との交流を淡々と綴る。ノベルゲーと言うよりは私小説っぽい感じで。タイトルから推測するに「fragment」の主人公の子供時代の話なのかしらん。
「cubic3」を買ったときに渡されたのですが、よくよく考えたら既に同じものがWebからダウンロードできるので要らないんだった。まあ、いい機会だから読んでみました。10分ほどの短編が3本。本編では、さまざまな断片的な回想から何を選ぶかで展開が変るそうですが、今回は体験版なので1本道。
大正浪漫っていうと、月並みだけどカフェ、浅草、見世物小屋。あと少年(少女)探偵は欠かせないなあ、と思いつつ。やっぱり全部ありました(笑)。会話主体で無声映画みたいな雰囲気。フォントは懐遊体か。雰囲気出てますねえ。