自作のダジャレRPG(短編ネタゲー)「ホニャララエンカウント」を公開して3カ月が経ちました

ホニャララエンカウント その1

自作のフリーゲームを公開してから3カ月経ちました。というわけでここらで制作当時や公開後の反応について振り返ってみようかと。というか、公開時に「公開しました」って記事を書こうと思いつつずるずる後回しにしてただけなんですけどね(苦笑)。

作品の内容自体や制作中の話についてはゲーム内のあとがき部屋に書きまくったので、ここではその前後的なことを書こうかなと思います。作品については作品自体で語れと言いますし(そういう意味じゃねえよ)。

制作の経緯

もともと、自分の中で「作ってみたいRPGのシステム」のボンヤリとした構想があって、まずは習作として基本システムで1本作ってみたいとここ1~2年考えていました。が、ゲームはプレイする方で精一杯で全く手がつかず。「積みゲーなくなったら本気出す」とかいって多分この調子だと一生なくならないですね……。

と、思っていたところに「ニコニコ自作ゲームフェス」開催というニュースが。賞を狙うつもりはないですが、作ったものを告知できる機会として、そして何より締切の設定により自分を追い込めるのが良いということで参加を決めました。

次に行ったことは、「RPGツクールVX Ace」の購入です。形から入る男です。まあ、これも自分を追い込む手段のひとつ。同じような理由で書籍「WOLF RPGエディターではじめるゲーム制作」を買ったときは結局放置しちゃったので、自分を追い込むにはどうやら1万円以上の出費が必要なようです(苦笑)。

ネタについて

自分自身が本当に作りたいものはバリバリ自作システムゲーなのですが、今回は基本システムで作る習作。とはいえ、世に出すからには習作とか関係なく1つの作品として楽しんでもらえるものを……と考えた結果、必然的に短編ネタゲーへと落ち着きました。

ネタは、Evernoteのネタ帳に溜め込んでいた「変なエンカウント方式のダジャレ」がちょうど良さそう、ということで採用。もともとRPGにするつもりがあって溜めてたネタではありませんが、やっぱこういうのは溜めておくと何かの役に立つもんですねえ。

作ってみた

さておき。3月9日(土)の夜に制作を開始し、最初の週末でエンディング付近までガーッっと一気に制作。その後は平日なのでちょっとずつ進めて、17日(日)の夜にふりーむ!に登録依頼。翌日に無事公開されました。

ニコニコ自作ゲームフェス登録用の動画も作成して無事投稿。夢現にも登録して、これで一段落といったところです。

他のゲーム系サイトやベクターなどへの登録も検討しましたが、あんまり手を広げても手が回らなくなるので、今回はこのくらいにしておきました。バイナリを置く場所をふりーむ!に一本化することで、公開の管理やダウンロード数の把握も楽になるからちょうどいいかなと。

なお、ふりーむ!以外にバイナリを置かなかったのは、ふりーむ!のコンテストに応募しようかなあという下心もあってのことでしたが、ニコニコ自作ゲームフェス参加作品は応募不可と判明したのでポシャりました。ニコニコ自作ゲームフェスはコンテストというよりも自由参加のお祭り的な面を押し出していたのでOKかなーとも思っていたのですが、実際賞とかも出ているものですしやむなしですね。

あと、自分のWebサイト(ここ)もいい加減リニューアルしてゲーム部門を設けたいのですが、なかなか手が回っていません。ブログでの告知も3カ月遅れになるくらいですし……。

公開後の反応

ダウンロード数

今、ふりーむ!の作者ページで確認しましたが、公開から3カ月版で707本。他にバイナリは置いていないのでこれがすべてです。相場とかはわかりませんが、ただただ有り難いと思います。

夢現の評価・コメント

本記事執筆時時点で平均3.17点(5点中)、コメントも中の上と中の下くらいの評価が1点ずつ。自己評価に照らし合わせても妥当で得心がいく感じでした。いくつかあるネタのうち1つでも笑えるものがあったら嬉しいなと思います。

実況

プレイ時間30分のネタゲーだよ、実況向きだよ!とアピールしたこともあり、有り難いことにこちらで確認している範囲で2人、実況動画をアップいただいています。これは特に貴重な経験でした。

自分のゲームを実況してもらえるのって、ただ嬉しいというのもありますが、「こちらの想定通りにプレイヤーを誘導できているか」が如実にわかって、ものすごく参考になります。

具体的には、ゲーム内で手に入るアイテムに「真実の鏡」というのがあるのですが、これは使用アイテムとして設定しています。が、実況者の方は二人とも「盾」だろうと考えて、装備欄を開いて「あれ?」ってなってて、観てる側は「あー、そっちじゃなくて……あー、あーあ、……マジすんません……」ってなってました(苦笑)。

あと、実況向けだよ!と言いつつ自分自身は実況動画とかほとんど観たことがなかったので知らなかったのですが、「台詞を全部読む」という文化があったのですね……。それを考えると、とくにエンディング付近は台詞盛りすぎたったと思います。これはどういう層をターゲットにするかにもよると思いますが。

カルチャーショックという意味では、これくらいは普通読めるだろう、と思っていた漢字が意外と読めないで飛ばされたりするケースもあり、これもターゲット込みで考える余地があるなーと思ったり。

アンケート

本作はプレイ後アンケートを用意しています。クリア後にゲーム中でアンケートを案内していることもあり、ぽっと出の無名作品にしては、結構集まったんじゃないかなーと思います。今確認したら22件。3月に12件、4月に3件、5月に2件と落ち着いたと思ったら6月になって現時点で5件届いていますが何かあったのかしら……。さておき、本当に有り難いことです。

アンケートは選択式の評価だけ記入されているものとコメントつきがざっくり半分くらい。送ってくれるだけでも嬉しいですが、やはりネタゲーですので「ここが面白かった」と書いて頂けるのはすごく嬉しいし、イマイチだった所の指摘も参考になります。一番最初にもらったコメントに「腹筋崩壊」って書いてあって、こっちは涙腺崩壊しかかりました(笑)。

ガチ批判コメントは1件だけありました。色々ある中での1つとしてなら、1つの意見として有り難く受け取ることができますね。流石に、そればっかり来たら凹んでたと思いますが(笑)。

そのほか、今後の参考として、好きなRPGや好きなRPGのシステムの記入欄も設けましたが、知っているものについては「そうそう、面白いよね!」と共感したり、知らないものについては参考になったりと、いちRPG好きとしても非常に糧になるものでした。これだけでもゲーム作って公開した元は取れました、マジで。

あと、「自分も自作システムでゲームを作りたいと思っているのであとがきを読んで刺激になりました」という声もあり、これもすごく嬉しかったです。本当にもう、その気持ちがめっちゃわかるので……。お互いがんばりましょう!(ここに書いてもアレだけど)

余談ですが、本作ではクリア後にパスワードを出してアンケートに記入する方式をとっています。これについて、感想誘導の方法として参考になるというコメントも頂きましたが、実際は完全に自分のエゴです(苦笑)。「本当に最後までプレイしてくれる人が居るのかな」という不安がやっぱりあったので。さらに、(そろそろバラしちゃいますが)通常のクリアパスワードに加えて、あとがき部屋の一番奥まで読んだときに出る裏パスワードまであります。エゴエゴしい!

反省と感想

自分の好きなように作って、どうやらそこそこの方に楽しんでいただけたということで、初作品としてはまずまずだったかなと考えています。上記の装備品の件や、エンディング周りの語りすぎなど改善点もありますが、現時点で出せるものとしては出し切ったかなと。しかし、1点だけ「やっちゃったなぁ……」というのが。

具体的にはパロディネタです。7個あるネタのうち、1つだけあからさまにとあるアニメのパロディネタがありまして。

ホニャララエンカウント その2

一応、元ネタを知らなくても「パロディネタをやっている」こと自体にツッコミを入れるというメタネタも仕込んだのですが……。アンケートでの「元ネタわかりませんでしたスミマセン」という反応や(いえ、こっちこそ本当にスミマセン!)、実況でもそこでテンションが一気に下がるのを見て、本当にいたたまれない気持ちになりました。

もともと、今後RPGをまた作るとしてもネタゲーはこの1作だけで、やりたいことは全部詰め込んじゃえ!とやってしまいましたが、やはり他にやりようはあったかな……と。プレイヤーとしての自分は、パロディについては「元ネタを知らなければ、そこにパロディがあったことすら気付かないくらい自然に流せて、知っていればニヤリとできる」程度が好みなので、やはりそれが理想かなと。言うは易し、ではありますが。

さておき。こうして1作作って世に出して、フィードバックも頂いて……という流れを体験できたのは、いちRPG好き、そしてゲーム紹介をする人としても勉強になりました。ふりーむ!や夢現への登録フローなどを体験できたのも面白かったです。夢現ってMovable Typeでできてて、作者にアカウント発行して作者自身で記事作るようになってるってのがすごいカルチャーショックでした。そういうやり方があるんだ! もちろん最終的には夢現の中の人が承認してから公開されるのですが。

あとRPGツクールを使ってみて思いましたが、イベントの作り方が、「日本語によるGUIプログラミング」として良く出来ていて面白いなと。これ、中高生の情報科の教材にピッタリなのでは?と思ったりしました。自分のときはLOGOで亀動かしてた覚えがありますが、それよりずっと興味を引けるんじゃないかなと。

今後について

有り難いことに、アンケートでは次回作が出たらプレイしたい、このキャラの話の続きをプレイしたい、という感想も頂いています。とはいえ、今後作るとしたら今度こそ当初の構想のもの。ネタゲーではないし、キャラも即興ではなく1から作ることになるでしょう。ゲスト出演とかはアリかなーとも思っていますが。

と言いつつ、「変な名前の魔剣クエスト」というネタが集まりつつあるので、自作システムでもう1本ネタゲー作るかもしれません。ゴキブリンガー(昆虫系に特効)とか鉄ノコぶんぶん丸(さすがに作る頃には、というか既に賞味期限切れのネタ)とか。ってまたダジャレかよ!ネタゲー作るなら今回のパーティ流用かな……。

そもそも次があるかも不明ですが。取り敢えず、また1~2年くらいはプレイする方で精一杯っぽいです(笑)。

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