C81戦果メモ9 ウェスタン・ビジュアルノベル「DEAD END JUNCTION #2」(あと#1も)

ウェスタンがモチーフ、でも先住民族に相当するポジションが獣人だったりとそれだけじゃなさそうなビジュアルノベル。公称ジャンルはノベルですが、会話中心、カットイン演出豊富でデジタルコミックのような趣です。とまあ概要は上記、窓の杜の記事で霧島さんに書いていただいたのでこっちでは省略。#1読んだのが冬コミ直前(#2出る前に読まねば……と)で感想書きそびれてたので、そっちも合わせて。

#1 Good day to migration

体験版の範囲(故郷からの旅立ちまで)は、主人公が女の子な点を除けば正統派ウェスタンだなー、という印象だったのですが、最後まで読んでみたら思った以上にファンタジー、あるいは若干SF的でもあり。リリースから結構経ってるしもうネタバレも大丈夫かなと思いますので書いちゃいますが、異世界ですよ異世界。異世界からの侵略者!(かどうかはまだ不明だけど) 個人的にはウェスタンももちろん嫌いではないですが、より好きなネタが絡んできてテンション上がりました。

キャラクター面ではこちらも体験版範囲よりあとの登場になる、獣人族フーロのイナホさんがいいですね。後半はほぼジョゼットとイナホの二人旅なので、会話を通じて人間と獣人族の、またジョゼットとイナホ個人としての文化や考え方の違いが存分に語られて興味深かったです。

#2 Deadman’s bullet

DEAD END JUNCTION #2 イナホとジョゼット
何だかんだで付き合いのいいイナホさんかわいい

ネタバレ避けるとあんまり内容について書けることはないのですが、それはさておきイナホさんがかわいいので、そのことについて語りたいと思います。

  • ジョゼットの我が儘に付き合わされて心底嫌そうにしてるのがかわいい。
  • でもその後ジョゼットの見てないところで、目を伏せてふっと笑うのがかわいい。
  • ジョゼットの扱いに慣れていくのがかわいい。
  • 最初はビジネス、#1のラストからは使命としての同行者だったけど、いつしか自然とジョゼットを友と呼ぶようになっているのがかわいい。これは壁を作らないジョゼットの魅力でもあるわけですが。
  • 緊迫した場面でのキリっとしたお姿もかわ……かっこいい。
  • 獣耳かわいい。

そういや#1体験版プレイしたときは「フランかわいい、フランもう出てこないのかな」とか言ってた気もしますが、もう遠い日の出来事のようです。故郷は遠くなりにけり。

これだけだと流石にあれなので一言だけ。#2最後の事件についてですが、世間の裏も表も知っているはずのあの人にしては、あの行動の理由に違和感がありました。国に私怨があるにせよ、今更大統領一人をどうこうしたところでどうなるものでもないと、わからない人でもなかろうにとか。この辺は#3以降で見えてくるものがあるのかな的な。狂犬なんて呼ばれているけどそれだけの人じゃない気がするんですよね。

ビジュアル面について

豊富なカットイン、イベント絵も素敵ですけど、キャラクターの立ち絵がいいですねえ。アナログっぽい丁寧で深い塗りが世界観にすごく合っていますし。表情、仕草も豊富で素敵。勘違いでなければ#2でさらにちょっと増えてますかね?(ジョゼットのすごく嫌そうな顔とか(笑))

余談的な

#2まで読んで感じたのは、RPGっぽいなーとか。会話中心だったり、世界の危機という大きなテーマとは別に短期的な「次の目標」がしっかりとあってお話しの区切りがよかったりという所からの連想かな。単に自分がRPG好きだからかもしれませんが。あとは西部劇、多重世界ということでマイフェイバリットなRPGであるところのWILD ARMSを想起したりもしたので(似てるとかじゃなくてあくまでイメージです)。

そんなわけで、ついついガンマン、シャーマン、聖職者と来たら次はどんなキャラ来たらパーティバランスいいかなあと戦闘面から考えてしまったり、「突入は夜だ。やることがあるならそれまでに済ませておけよ」というイナホさんの台詞で反射的に「装備確認しなきゃ」と思ってしまったりしました(笑)。一番感じたのは、この世界でもっと冒険したい!といったところでしょうか。地図を見ると直接の舞台以外にも色々気になる所もあって、夢が膨らむんですよね。本作自身は1作2時間程度の中編で、テンポのいい展開が魅力なので今くらいのペースがよいのだと思いますが、それはそれとしてキャラクターが立ってるので色々間を想像(妄想ともいう)する余地のある作品だなあと思ったりもします。

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