C83戦果感想メモ4 ノベルゲーム「よくない二人のよくある話」

よくない二人のよくある話元野球部エースだけど故障でリタイヤした少年と、容姿端麗頭脳明晰だけど性格の悪さで浮いている少女の異色ボーイ・ミーツ・ガールもの。30分ほどの短編。初出はC82のようですが、別作品に同梱されていました(そっちは今読み進め中)。

登場人物2人の会話劇ですが、名前をもじって台無し子さんと呼ばれている台 梨子(うてな りこ)さんがなかなかのひねくれキャラで楽しい。ビジュアル的には目つきの悪い表情がゾクっとします(変態)。そんな梨子さんが(たぶん)一度だけ見せる驚いた顔がまたよかったり。

変化球っぽいけど締めは王道で爽やかな読後感。何考えてるのかわからないようでいて、実はすごい迂遠な策略を考えていた、そして想っていた、行動していた梨子さんが格好よくかついじらしいです。変なペンションの設定とか、台無し子さんの電波キャラとしてのキャパシティ的にも、もっと内容を盛れる要素はあるけど、そこを敢えて抑えた短編らしいキレの良さでした。台無し子さんがどうして主人公に興味をもった(婉曲表現)かも気になるところではありますが、ご想像にお任せしますということなのでしょう。

というわけで、もっと二人の会話を読みたい気もするけど、かといってこの話の続きが読みたいか?というと微妙な感じで、ここで終わるのが綺麗なんだろうなあ。どこかの別作品でちょろっとゲスト出演して、○○ッ○○ぶりを見せてくれるくらいがちょうどよい気がします。

 

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