- エスプリドール Ver.0.70 α版/KIT-Station
- C79戦果メモ その4(前回頒布された試作版の感想)
通常攻撃、特殊攻撃、ガードと比較的シンプルなボタン構成で複雑なコマンド入力なし、私のようなコマンド覚えられない&不器用で入れられない人にも優しい対戦アクション。ゲームとしては横軸のみの2Dですがグラフィックは3Dで、可愛い女子高生キャラの武器や魔法によるハッタリの効いたアクションが素敵です。というか正直なところ前回のバージョンで、たぶん主人公格のキャラの「セーラー服+日本刀+赤マフラー」にキュンと来てはまりました。
前回のバージョンから基本的なシステムに違いはありませんが、いわゆる超必殺技が追加。これもキャラごとに異なる超難解コマンドを入力とかではなく、全キャラ共通で下溜め→上+Aと覚えやすくて助かります。いや私の場合、それでも慌ててるとなかなか出せないのですが(苦笑)。
また、前回のキャラはアクションが同じ剣士タイプ2キャラのみで剣戟ゲーの趣でしたが(それはそれで延々チャンバラやってても面白かったのですが)、
- 敵の一部攻撃を跳ね返す結界や敵の裏に回り込む特殊移動など比較的テクニカルな使い勝手の巫女さん
- 溜め時間により特性が全く異なる魔法攻撃がメインで空中浮遊ができる遠距離特化型の魔砲使い
- 近接特化、突進技が特徴のクロー装備キャラ
が追加されバリエーション豊かに。キャラによって技の数は違いますがそれでもやはり、操作性がシンプルなので今時の対戦アクションとしては少ないと思います。が、キャラごとの特徴付けがはっきりしているので飽きることなく楽しめました。間合い・読み合い重視な感じかな? まあ対CPU戦だと割とサクサク勝ててしまいますが(現状難易度設定もなし)、対人戦が楽しそうです。
今のところイベントシーンや勝ち台詞などはありませんが、勝ちポーズなどで何となく性格などが覗えるのも楽しい。女子高生剣士の1年生、春花は素直でよい子、クロー装備の2年生、小夜莉はちびっ子扱いされると怒る勝ち気で元気な先輩とか、いや全部妄想ですが(苦笑)。
追加キャラも一通り使ってみましたが、やはり個人的には前回に引き続き春花を使い込みたい感じかなあ。抜刀術で一気に間合いを詰めて通り過ぎざまに一閃、即座に振り返って斬撃とか格好良すぎです。
ちなみに、readmeにはプレイヤー1、2それぞれキーボードとゲームパッドのどちらを使うかや、ウィンドウ・フルスクリーン表示の切り替えなど設定ファイルの内容が記載されていますが、肝心の設定ファイルが存在しません(ゲームを起動すると自動生成される、というわけでもないみたい)。もしやと思って、前回の試作版と同じ「esp.ini」というファイル名のテキストファイルを作成し、readmeにある設定内容をコピー&ペーストしたら利用できました。環境依存かしらん……。一応Windows XPとWindows 7 x64の2台で試しましたが。