先日のHTC Radarに入れるアプリの選定時、Dropboxクライアントを探していたらついでに見つけた漫画ビューアが自分の使い方にマッチしていたのでメモがてら紹介などしてみんとす。
自分はDLsite等で購入したりネットで公開されている漫画をDropboxに保存しておいて、各種タブレットデバイスとかでダウンロードして読んでいます。iPadの場合はBookmanが複数ファイルを一括でダウンロードできるのでこれを使ったり、AndroidタブレットではDropsyncでファイルを同期して好きなビューアで読んだり（この辺の自由度の高さはAndroidの利点）。もっとも見開き表示派なのでスマートフォンなど縦持ちの端末では漫画ビューアはあんまり使わないのですが、せっかくDropbox対応のビューアを見つけたのでちょっと試してみました。対応形式はソフトの紹介にはCBR/CBZとあり、自分はJPEGをZIPアーカイブしたファイルで試しました。残念ながらPDFは非対応。
連続ダウンロード可能、キューへの登録は簡単
起動してDropboxアカウントを入力するとファイルの一覧画面になり、タップしたファイルをどんどんダウンロードキューへ登録することができます。また、メニューからはフォルダ内のファイルを一括してダウンロードキューに登録することも可能です。この際サブフォルダのファイルまでは登録されない模様。
ダウンロードキューは専用のタブで確認可能。キューの一覧と、ダウンロード中のファイルの進行状況が見られます。バックグラウンドでのダウンロードには対応していないためアプリを終了するとダウンロードは中断してしまいますが、ダウンロードキューは保持されます。ただし、ダウンロードのレジュームには対応していないようで終了時にダウンロードしていたファイルは最初からダウンロードし直しの模様。
サムネイル式のわかりやすいカタログ、ビューア機能は一般的
ダウンロードした漫画は、カタログ画面から選んで閲覧できます。このカタログは元々Dropbox上でファイルがあったフォルダごとに分類されており、フォルダを選ぶとファイルの一覧になるのでそこから読みたいものを選ぶ仕組み。この際、ファイルの一覧が漫画の表紙のサムネイルで表示されるのはもちろんですが、フォルダの一覧もその中の一番最初にダウンロードしたファイル（たぶん）の表紙の一部バナーとして表示されるので、シリーズごとなどにフォルダ分けしている場合に一目でわかりやすいです。
ビューア自体は一般的な作りで、画面フリックによるページめくりのほか、画面をタップすると画面下部にツールバーが表示され、ボタンによるページめくりや指定ページなどへのジャンプが可能。またメニューからは、そのページをファイルのサムネイルに設定したり、ページの一部をフォルダのバナーにすることも可能です。そのほか、ピンチによる表示の拡大縮小にも対応。
海外製でページめくりの方向は右方向固定なのがちょっと残念。ただ個人的には見開きのときはすごく気にしますが、1ページずつの場合はそれほど気にならなかったり。
動作パフォーマンスはなかなか良好
カタログの表示は軽快で、ビューアのページめくりなどもとくに引っかかりはなし。フリックでページをめくるとき、いったんページの表示が下に下がるのがちょっと鬱陶しいですが、慣れればどうということもないレベル。表示品質も、いくつかの漫画で試しましたがなかなか綺麗です。
最初に書いたように、基本的に見開き表示できない端末で漫画は読まないのですが、これがタブレット系で見開きとスクロール方向の変更に対応したらかなりいいなあと思いました。
おまけ：スクリーンショットが取れないと……
という感じで、メモがてらWindows Phoneアプリの紹介とか書いてみたけど、やっぱりスクリーンショットが取れないとモチベーション上がらないことがわかりました（苦笑）。開発者登録とかそういうのせずにスクリーンショット取れるようになるまではもうこういうの書かないと思います。無料のSDK入れて取るAndroidがギリギリ限界かな……。
