- バトルタンク・ソードW/Juno Soft
- 窓の杜 – 【週末ゲーム】第494回:同人ゲーム体験版特集 2012夏(体験版の紹介記事)
見下ろし固定画面(じゃないこともたまにある)の戦車シューティング。Androidからのパワーアップ移植のため、マウス左ボタンだけで全オペレーションが可能。プレイ内容の概要的な部分は上記窓の杜の記事を参照ってことでざっくり端折って、感想など。
いい感じにもどかしい戦車らしさ
自機の武装は近距離用のショットと遠距離用、障害物越えができるブラスターの2種類。全方位に発射可能ですが、ブラスターの場合発射方向へ砲塔を旋回するタイムラグがあります。これがまた結構無視できないラグで、とくに4タイプある自機のうち一番遅いランスなんかだと、敵に狙い付けて撃っても砲塔旋回してる間に逃げられてアワワワ……みたいな悔しいことに。とはいえ、ブラスターは着弾地点からダメージを与えられる範囲が広いので、全く当たらないこともないのですが。さておき、ちょっと先読みして撃ったり、効率よく倒す順番を考えたりするのが楽しいです。
旋回が遅いのは自機の移動についても同様で、後半は結構自機狙いのミサイルとかも撃たれるのですが、発射を確認してから逃げ始めてももう遅い、みたいな。敵の攻撃の予兆を見て先に動くとか、画面全体を見ておかないといけないのが忙しくもやりがいのある感じです。
AI僚機は「何をさせたいか」で選ぶ感じで
自機と一緒に戦ってくれるAI機体は4タイプですが、バランス型のNo.30以外は役割が凄くはっきりしているので、何をさせたいか、ひいては自分はどう立ち回りたいかで選ぶといい感じでした。とくに、敵が画面最下部の防衛ラインに到達してしまうとミスなので、自分が前に出て戦いたいなら僚機は慎重に選ぶ必要があったり。
- No.27……とにかく敵に突っ込んでいく。自分は後方から支援したり、撃ち漏らしを片付けたり。
- No.38……拠点防衛に特化。後方は任せて自分はどんどん前へ出て敵を倒していける。
- No.40……自機と敵の間に入って防御。ボス戦とか向け。
とはいえ、ステージ毎にAI選んだりはできないのですが、ゲームオーバーになっても到達した面からプレイ可能で、その際自機もAIも選び直せるので、行き詰まったらその面に適した組み合わせで再チャレンジ、という感じでプレイしていました。
ステージギミックが楽しい
基本は固定画面の戦車シューティングで、少しずつ前線を押し上げて行く的な設定で地道に戦っていくわけですが、たまに「一気に攻め込みます!」みたいな感じで縦スクロールになったり、ジャミングにより画面にぼかしがかかったりとか、いろんなギミックがあって楽しめました。一番燃えたのはカタパルトが……いや、一応ネタバレなので伏せておこう。ってほぼ言っちゃったようなものですが(汗)。この辺の演出がまた格好いいんだなあ。
基本的には移動もマウスですが、一応キーボード(WSAD)やゲームパッドも利用可能。個人的には縦スクロール面のときはパッド併用していました。結構本気で敵の攻撃避けないとヤバいので。